2007年08月23日(木) |
変わる予備校の自習室の役割−携帯メールから逃れたい |
変わる予備校の自習室の役割−携帯メールから逃れたい
予備校の自習室を利用する受験生や高校生が増えている。自分から携帯メールはしないが友人からきたら返信しないといけない。メールし始めると平気で5往復になる。複数の友人がいると勉強にならない。シェルターとして携帯禁止の自習室を使う。 (8月20日付け 日本経済新聞)
戦略ポイント: 本来の目的と意外な目的を組み合わせる
記事を読んでなるほど、と思いました。私が受験生だった頃はケータイがなかったのでこういう苦労を知りませんでした。若い人は大変です(笑)
私が社会人になって米国の大学院入学のため英語の勉強を始めた頃、私は都心で静かな勉強スペースがあればいいなといつも思っていました。図書館は早く閉館してしまうし、カラオケボックスは高くてタバコ臭いし、喫茶店やファストフード店にはあまり長居しづらかったからです。
最近ではネットカフェや漫画喫茶が終夜営業しているそうで、タバコの分煙も可能とのこと、当時こういう施設があれば入り浸っていたかもしれません。
本来の目的に別の意外な目的を付け加えることで、他にはない目的達成感を得られることってありそうな気がします。
1) サウナで散髪してもらうのはどうでしょう? すでに髪は濡れているし、シャンプーは浴場に戻ってしてもらえばいいし、ドライヤーは自分でかけてもらえるのでコストを低く抑えられそうです。
2) 美容院でカットやパーマ中に靴を磨いてもらう プロに磨いてもらった靴はそうとう光ります。お客様が磨いてもらう革靴に合わせておしゃれをして来店するという華やかな効果も期待できます。
3) (ダメな例)米国にMBAを勉強しに行けば英語がうまくなる→「絶対にうまくなりません!」 これは私の経験です。相当英語をしっかりやらないとうまくなりません。アメリカで勉強するくらいでは英語はできるようにならないという事実は知っていただきたいと思います(汗)
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