2008年06月23日(月) |
我慢には限界がありました |
結局、今日別れました。 話せば話すほどイライラして もう無理だと思ったので。
やっぱり、子供過ぎでした。 年齢がとかではなく、彼が。
たとえば私のお父さんの会社が倒産してなかったら たぶん、そこまで気にならなかったと思う。 でも、現実はそうじゃない。 私は私のことだけで精一杯で できれば誰かに支えてもらいたいなと 甘えたい気持ちもあった。 それを彼に求めるのは無理な話だとわかってたんだけど しょうがない。 つきあった当初とは状況が変わったんだから。
平凡な結婚とかを望んでいたんだけど 今の状況ではそれは難しい。 何年もつきあっていれば状況はまた変わるだろうし 「あのとき別れなきゃよかった」と思うこともあるんだろうけど。
そんときはそんときだし。
それに今は恋愛していたいような気分でもない。 できるだけ気楽に自由にしていたい。 今後のこと、いろいろ考えなくちゃいけないことは山積みで 私の未来の中に彼がいると非常にめんどうだった。 あっちもこっちも、大変だ、って感じで。 私は器用ではないので、そんなにいろんなことはできません。 猫の手も借りたいくらいですが 彼の手は猫の手と同じくらい、役に立ちません。 最近は癒しどころかイライラの元で 電話がかかってきたら出たくなくて無視してたくらいでした。
事の発端は、彼のお母さんのことだった。 彼のお母さんはバツイチなんだけど つい最近、彼はお母さんに「子供が3人いる」と 泣きながら打ち明けられたらしい。 そして、できればその人たちに会って欲しい、と言われたんだそう。
衝撃的だとは思う。 でも、その件に関する彼のコメントが どうも私には解せなかった。 なんて言ったのかは忘れたけど とにかく「コイツってこういうやつなんだな」と思うようなことだった。 うちの家族の問題とかそういうのを コイツに理解できるわけがない、と思うようなことだった。
あ、そうだそうだ。思い出した。 「仕事が忙しいから会えない」って言ったんだ。
お母さんが泣きながら打ち明けてるんだから そこで「仕事が忙しい」とか そんな答えはないだろ、と思ったんだった。 頭が混乱して、そうとしか答えられなかったにしても あとあと「もっと気の利いたこと言えたら良かった」 のような後悔があっても良さそうだと思った。 逃げでそういうことを言ってしまった、とか。
「仕事が忙しいじゃないやろ? 会いたくないなら会いたくない、そこは言うべきと思う。 お母さんをとられてしまうようでさみしいからイヤだとか 正直ショックでなんて言っていいかわからないから 考える時間が欲しいとか。 仕事が忙しいとかでごまかして、そんなのずるいやん。 ちゃんと受け止めて答えてやらないかんやん」 って私は言った。
私だったらどうかなって考えた。 お父さんに隠し子がいたら会いたいけどな。 それは私に兄弟がいるせいかもしれない。 兄弟が増えるのはなんとなく楽しい。 やなやつだったらいやだけど。 私には妹と弟という強力な味方がいるから 一人じゃないから平気なのかもしれない。
彼は彼なりに「仕事が忙しい」でごまかして 即答を避けたのかもしれないけど 私、そういうごまかし方ってやだなと思った。
とにかく、この人とはわかりあえないかもなと思った。 こんな些細なことだけど、私には大事だった。 本音で話ができない人なんだな、と思ったから。 ケンカしてもいいから、本音をぶつけあって わかりあえるほうが私はいい。 その場だけ適当にごまかして取り繕って そんなの、イヤだ。
このことだけじゃなくて いろんなことの積み重なりで 私の中で「この人はこういう人」って 見切ってしまったのかもしれない。
正直なところ、別れてすっきりした反面 ちょっとさみしい。 別れなきゃ良かったとはまったく思わないけど。
でも、3ヶ月近く毎日電話やメールをしてた人と お別れしたわけだから なんにも感じないわけがないよね。
今回彼には「別れたくない」と言わせないほど けちょんけちょんのこてんぱんにやっつけた。 最後の最後、メールでまた泣き言みたいな独り言を送ってきたので 「うざい」と一言だけの返信をしたほど。 すごくひどい別れ方をした。 でも、そうしないと別れられなかったと思う。 「別れるしかない」と思わせるためには そこまでするしかなかった。 ずるずるしたくなかった。
そうとは言え、やっぱりちょっと罪悪感感じる。 でも、これで良かったと思う。
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