舌の色はピンク
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2024年12月19日(木) |
今冬初雪、妻退院、ニューボーンフォト、新生活へ |
6時起床。晴れ。 娘に起こされた格好に近い。 まだ暗いからね、と言い聞かせるとまた横になってくれたから、 僕もしばらくまどろんで、気が付くと7時だった。 これで慌てないで済む日々はいいな。 ゆったり娘を起こすと泣き始めて、抱っこして居間へ。 外はみぞれが降っていてびびった。 そのまま朝飯の支度を始めたが、アンパンマンカレーだとわかると嬉々として、 降りて自ら手伝い始めてくれた。 食べ始めても勢いがすごかった。 ただ途中で勢いは止んで、ちょっと残された。 今日は妻と長男の退院日につき、朝のスケジュールは乱されたくない。 着替えはやはり拒まれたが、なかば無理やり決行。 泣いて抵抗されるも、強い力は発揮されていなかったからよしとした。 本人もおそらくは、しなければならないこととわかってはいるのだろう。 アンパンマンの動画を見せている間に家事雑事を進め、 8時15分になっても玄関行きを承知してもらえなかったから、 ここでも無理やり目に引き連れていった。 敢えてゴミ捨てを一回挟んでから自転車へ乗せると渋々ながら受け入れてくれて、 道中は少ない口数ながらも道路を走る車の名を呼んだりしてはいた。 登園自体は問題なく済んだ。 8時半過ぎに園を出てOKへ。 驚いたことには初雪が降っていた。 平日朝、店内はやはり空いていて気分がいい。 買うもん買って9時前帰宅。 洗濯物を干し、荷物を整理し、部屋を片づけ、掃除機をかけ、 赤子が寝れるように布団を整えてから9時半すぎに家を出た。 天気はすでに晴れ渡っていて、タイミングばっちし、祝福されているようだった。
ベビーカー押してたらたらと歩いて行っても45分を前に病院へは着き、 妻の個室へ向かって退院のお手伝い。 入院費用、65万だかかかってるがもろもろ差し引いて実費は10万5千円。 とりあえず支払ってまた部屋へ戻って、赤子がぶりぶりしてるのでオムツ替え。 さらに泣くもんだから授乳。でまたぶりぶりしてるからオムツ替え。 さらに泣くからミルクを飲ませて…とてんやわんやで、 結局出るのは10時15分を過ぎた。 妻は外の空気の寒さに驚いた様子で、 しかしまた、シャバだシャバだ、とはしゃいでいた。
10時半あたりに帰宅。 無事に入院、退院を追えてこの家に辿り着けたことに感じ入った。 妻の荷物を整理しつつ休ませつつ昼飯の支度をしつつ、 さっそく赤子のニューボーンフォトの準備に取り掛かった。 おろしたての服を着せて白マットに転がらせて妻が写真を撮る。 だが赤子は泣きっぱなしでどうにもうまくない。 途中、抱っこして落ち着かせるなど挟んだが、あまり効果はなかった。 まあ仕方ない。 病院からこの部屋へ移り変わった環境の変化というストレスは新生児には多大だろう。 10分とはいえ道中の負荷もばかにできない。 あまり長々とは付き合わせられないと、まずまずのところで切り上げた。
昼飯はちらし寿司。 錦糸卵、大盛りのとびこ、多めの三つ葉など妻好みのぜいたくさで、 もうしぶんなく美味かった。 食後はまたオムツ替えやら授乳やらに追われつつ、荷物を整理したりなんだり忙しかったが、 13時を前に落ち着いた。 母に連絡も入れた。 書類については、ほとんど支援できてないという書き方でいいだろうという答えにまとまった。 妻はその後寝室でお休み。 僕は娘と一緒に居間で横になった。 妻の産褥期用の布団は感触上々で、とくに掛布団を妻はとても気に入っていた。 僕もなかなか気にいった。 その布団に横たわりながら冬の午後をゆったりと過ごした。 外は寒いが暖房はよく効いていた。 赤子は眠りっぱなしで、なんの世話もなく15時に。 妻を呼んでヌガーグラッセを二人で食べ、だらだらとまた荷物を整理したりして、 僕は16時を前に娘をお迎えに。 園庭ではまたサキちゃんが娘を可愛がってくれて、二人で追いかけっこを楽しんでいた。 生まれた弟に関心があるようで、いつくるの、保育園には通わないの、 と質問してきてくれた。 1歳を前に保育園に通うかもしれないが、その頃にはサキちゃんは卒園している。 それまでに抱っこしてお迎えに来て、会わせてやれたらいいなと思った。
遊びたい盛りの娘が新生児を前に暴れまわったり走り回ったりするのを警戒して、 家へ帰るのは敢えて遅らせる作戦に。 とろとろと西友に向かって焼きそばを買った。 焼きそばパンマン、焼きそばパンマン、と繰り返していた。 あとホットドッグのバンズが売ってたから買ってみた。冷凍の。 たらたら買ってもまだ16時15分。 早すぎるなあと思いながら微妙に遠回りして大宮前体育館にさしかかったところで、 娘の方から遊びたいとリクエストが入った。 ちょっとね、と言いつつ降ろして、敷地内で遊ばせた。 遊ばせるといっても落ち葉を踏み歩き、走り、落ち葉を投げる、くらいのことで、 数分で飽きるだろうと見守っていたら15分近く経ってもまだ遊んでいる。 冷えるし、娘の体も冷えかねないと、帰宅を促した。 ストレートにお家帰ろうと言っても撥ねつけられてしまうから、 あれ、自転車どこかなあ、わかる? と訊いてやると案内してくれて、その流れで乗せて帰路へ。
17時前に帰宅。 久しぶりに家で会えるお母ちゃんに娘はだいぶ高揚して、 抱き着いたり甘えようとしていた。 だがまずは手洗いから。 入念にジャージャーしてもらって、改めて妻と弟を構ってもらった。 あやうんでいた嫉妬は見られず、娘はほとんど理想的に新しい環境を受け入れてくれていた。 よかった…まあ今後どうなるかはわからないけれども… これまでの自分のお遊びスペースがお布団で占拠されているというのに、 今時点で全然拒否反応がなかっただけでも十分だ。 10分もせず一人遊びし始めたところを捕まえて、 そこそこのところでお風呂へ促すとまあ応じてくれたので入浴。 浴室で出てから裸で走り回るのが懸念で、案の定裸で走り回り始めたし、 ちょうど妻がソファで赤子に授乳しているところでちょっと困ったが、 どうにか制御して保湿着替えをさせて落ち着かせた。 まだ17時半過ぎだったから時間があり、妻は久しぶりの娘との時間を楽しんで、 ジグゾーパズルに付き合うなどしていた。 その間に僕は面倒ごとをやっつけ、18時過ぎからちょっと早めの夕飯調理…といきたかったところ、 赤子がぶりぶり。 そうだこうした手間が日常になるのだな。 調理は差し止められつつも18時半過ぎにはほとんどできた。 焼きそば。 久しぶりに妻と娘との3人で食べた。 娘は時間をかけて大盛りを食べきっていた。 食後はまた暴れまわったりしようとする娘を制御しつつ、 赤子を守りながら構ってやった。
20時半を前に寝室。 娘は素直に来てくれたが、 赤子も連れて来てベビーベッドに寝かせると、 かつてのベビーベッドを取られたことにことここに及んで不快を募らせたのか、 自分にもこのベッドを使わせろというようなごねかたをした。 急きょ、僕と妻で娘を挟む格好にしてベッドに横たわった。 すると両親に挟まれ満足そうな顔をして、いっきに上機嫌になった。 しばらくすると自ら自分のベッドに移動して、あとはすんなり寝てくれた。 僕も寝た。 22時半まで寝た。 深夜を警戒して、ここで寝れたのはよかった。 ちょっと気怠い身体をひきずって居間へ。 23時すぎ、赤子のおむつがえをしようとすると、 妻がズレて履かせてしまっていたようで、肌着もロンパースも大いに汚れてしまっていた。 被害はおくるみにも及んでいた。 だが慌てず対処。 明日も仕事がないのだ…時間があるっていいな。 汚れた衣類を手洗いして、ついでに娘が汚したズボンも土汚れを落とすよう石鹸で手洗い。 赤子はその間にもまたぶりぶりしていて、またオムツを変えたりした。 対処はスムーズに進んでいったが、本を読めはしなかったのが残念か。
1時ごろ妻は寝室へ。 僕は赤子を見守りながらゲームなど息抜き。 深夜を警戒していたというのに、赤子はすっかり眠りこけている。 都合12時間、ほとんどぶっ通しで寝ている。楽だけども。 2時に赤子を起こしてミルクをやった。 50mlほどをほぼ一気に飲み干してまた寝た。 僕も家事雑事を終えて、もう寝てしまうことにした。 3時近く就寝。
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