そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2007年12月29日(土) 忘れない

今日は久しぶりに1時間ほど逢えた。

朝、ベトナム出張から帰ってきたばかりの「あの人」は、ひげそりを忘れて行ったらしく、またひげが生えていた。

そして今回、仕事先の方が用意してくれたホテルに泊まったみたいで、その宿代は驚きの16ドル。

髭剃りもおかれていないような宿だったよう。 だから「あの人」の顎周りは髭だらけ。

夏以来のひげの姿に、なんだか少し笑ってしまった。


珍しく眼の下にクマがあった「あの人」。そりゃそう。
だって、朝ベトナムから返ってきたんだもんね。

   「起こしてあげるからちょっと10分くらい寝たら?」

って私が声かけても、最初は「いや、いい」って言っていたけど、足裏をマッサージし始めたら、グー・・・と寝始めた。

最初は「スースー・・・」と静かに、でもだんだん「グーグー、ガーガー」と大きないびきをかきながら。

「あの人」が寝たいた時間はトータルで40分ほどかな・・・?

その間ずっとマッサージしていたけど、「あの人」の脚のむくみをとろうとツボを押したら

   「痛っ」

って途中で目を覚ましたっけ。でもまた服着て寝続けた。

だからゆっくりゆっくり、「あの人」を起こさないように、ふくろはぎと足裏をマッサージし続けた。



「あの人」が目を覚まし、今後の予定を話し合った。

年末、たぶん31日の明け方は一緒に卸売市場にお正月に食べるお魚(マグロやタラコ)を買いに行く事に。

年が明けたら、私も「あの人」も自宅にたくさん親戚が来るから忙しい。

そして今年「あの人」は喪中。今年1月28日に、最愛のお母様を亡くされているから。

だから去年みたいに「年賀メール」はもらえない。


なんとなくじゃれている間に「あの人」の大切なところにタッチしたら、かたくなっていた。

マッサージされて気持ちよくなってしまったらしい。
男の人って不思議。直接的な刺激だけじゃなく、間接的なことでもたってしまうんだ。










だけど、また逝かせる事が出来ない。

いいわけじゃないけど、「あの人」が非常に疲れていたっていうのも理由になるし、悩み事がある「あの人」は「集中」できていなかった。

笑いながら、今日も別れた私と「あの人」。

今度は明後日・・・になるのかな、逢えるのは。

年始のデートはなし。


年明けに逢えるのは、お互いの仕事始めの7日。

10日ほど逢えなくなるかもしれないけど、いいんだもん。


   「もう逢えなくなる」


そんな日が来るまで、私は「あの人」のために尽くして尽くしていくんだ・・・。

たとえ今、「あの人」が彼女とセックスしていたってかまわない。


私との時間も、「あの人」の時間であるには変わりはないんだから。




「あの人」はプリケツが大好き。


   「今世では無理だけど、来世ではプリケツに生まれてこいな。そして俺を見つけろよ。俺もお前を見つけるから


私はこの、「あの人」のセリフを絶対に忘れない。

私は、「あの人」の魂の姿を、私の魂に刻みこんだんだもの。




だから絶対に忘れない。


Toっちゃん
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