そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年10月07日(火) 猛ダッシュ

一眠り・・・・・













と、12時過ぎに睡眠を貪り始めた私。

しかしなぜか目覚ましもかけていないのに13時半過ぎに、あり得ない程目がパッチリ覚めた。

すると13時49分、とっちゃんからメールが来た。


タイトル「おい」

「パチンコ屋の駐車場にいるからおいで」


私は猛ダッシュでお弁当と飲み物を用意し家を飛び出した。

もちろん、途中のコンビニで「とっちゃん三種の神器」を購入して。


駐車場に到着するとすぐに、とっちゃんは私の車に乗り込んできた。

と、言っても別にどこに行くわけでもなく。

ただとっちゃんが一言


「今日は17時くらいまでゆっくり時間とりますが、なにかぁ?」


昨日メールでお願いした内容が、こんなにすぐ実行されるとは思っていなかったのでうれしかった。

二人でダラダラ話をしていたけど、とっちゃんが子供さんたちのためにお弁当箱を買いたい!と言い出したので、近所のイズミヤというスーパーに行くことに。

車中、こんな話をした。


「おれとおまえがなんで結婚できひんか教えたる」


と言ってきた。

その出来ない原因は、私のおとうのせいだった。

私のおとうの昔の稼業は人に言えるものではない。

引退して何年もたったけど、その過去は消せない。


とっちゃんは子供の将来を考えると、私と結婚出来ない・・・と話してくれた。

わかってる。

おとうは立派な人だった。

私がおとうのその稼業を知ったとき、私自身もショックだった。

でも、おとうには変わりはないわけで。


「彼女がいるからな」


という理由じゃなくてよかった・・・と思ってしまった私。

とっちゃんの隣にいれれば、私はそれでいい。


イズミヤに到着し、私たちは4階へ。

お弁当箱を物色。

3つ、お揃いのお弁当箱を購入し、イズミヤを後にした。

銀行寄ったりコンビニ行ったりして、駐車場に戻る途中、とっちゃんから今週の予定を聞かされる。


●明日・・・仕事のため連絡がつかない。

 ↑かしこまりですよ、とっちゃん。いつものことだからね。


●日曜・月曜・・・お父さんとお姉さんととっちゃんの3人で伊勢に旅行

 ↑子供さんも彼女さんも行かない、本当の親子水入らずらしい。

 「伊勢は好きだけど面倒・・・」と話していたとっちゃん。



パチンコ屋の駐車場に戻ってしばらくしてから、とっちゃんから肩もみのお願いがあった。

狭い車内、なかなか大変だけど、私は後部座席に移動してとっちゃんの肩と首を後ろ側からマッサージ開始。

すると、とっちゃんがまたこんな一言。


「お前、もしマッサージで誰かに負けたらどうする?」


と聞かれ、私は即座に


「マッサージは勝ち負けじゃないから、私は心をこめてマッサージするだけ」

「もしとっちゃんが私の技術が未熟と言うなら、もっともっと勉強してとっちゃんを癒したい」


そう答えた。

本当に思う。

マッサージは技術ももちろん大事だけど、心が大切だと思うから。

マッサージする対象の人を「癒したい」と思う気持ちが大切って。


私はとっちゃんをマッサージするとき、とっちゃんの痛みやつらさを全て私が取り去るつもりでマッサージする。


「とっちゃんの痛みやつらさ、苦しみよ全部この腕、手のひらを通してこっちに来い!!」


と思っている。

実際、私の掌は気穴があいている。

だからその人の痛みや辛さを体から出したり、私が吸い取ったりしている。

↑しかし自由自在にコントロール出来ないのが難点ドクロ

その時に応じて出したり吸ったりしているようだ、私のこの掌は。


首と頭をマッサージしているとき、突然とっちゃんの頭がグラグラ揺れ、重くなった。

どうやらとっちゃん、寝始めたみたい。

安心してくれているからこそ、うたたねをしてくれるんだ・・・と思っている。

私はとっちゃんの頭をやさしくやさしく、首も痛くないようにマッサージ。


とっちゃんの香りが私に移る。

同じ香りをつけているとっちゃんと私。


少し目を覚まして、今度は体勢を変えて、私は運転席に戻り今度はとっちゃんの背中をマッサージ。

ゴリゴリ。

とっちゃんはいつもケンビキあたりがゴリゴリにこっちゃう人。



時刻は16時40分くらい。

「またね」

と笑顔で私ととっちゃんは今日は別れた。


色々考えるし思うし、悩むけど、とっちゃんはとっちゃんなりに私のことを思っていてくれるとっちゃん。



私がプレゼント・・・した下着と靴下を身につけるとっちゃん。

そして私がプレゼントした毛染めで髪の毛を染めるとっちゃん。


とっちゃん、私はとっちゃんにとってなんだろうね。

母親かな?


ツレと私を呼ぶには、あまりにも私はあなたの中にいます。

「ツレ」とはそういうグループの中にいるだけで、私はあなたが思うよりもっと、あなたの中にいる・・・



そう感じる私です。


Toっちゃん

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