そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年12月04日(木) 「暇やねん」

12時前のとっちゃんからの突然の呼び出し。

それもなんだかメールは絵文字は入ってるけど、怖かった。


「バイバイ」



まさかね。



時刻は11時49分

12時30分に待ち合わせ。

私は急いで顔と歯を洗い、準備万端家を飛び出し向かった。

少々の眠気は我慢。

欠伸も我慢。


私が待ち合わせ場所に到着したのは12時20分過ぎ。



とっちゃんは12時30分前にやってきた。

とっちゃんはノアを空いているスペースに停めて、なんだか厳しい顔で私の車に乗り込んできた。

ビビって何も言えない私にとっちゃんが厳しい顔をして一言



















「今日ヒマになってん(`∀´) だからマッサージして音譜」


と言ってきた。



ふぅ…と安心の息を一つ吐いた私。



とっちゃんは今日人と会う約束だったけど、キャンセルになっちゃったんだって。

彼女さんじゃなく、私に連絡をくれて嬉しかった。


とっちゃんと私はとりあえず奈良に向かった。



「おぃ、明日俺と一緒に行動してほしい。」


と言ったのはとっちゃん。

私も超間接的に関わっている人と、とっちゃんは明日会わなきゃならない…らしい。


待ち合わせ時刻は朝8時30分。



>私の帰宅時間朝4時

>私の就寝時間5時30分から6時。




睡眠時間ゼロ決定。

でも、とっちゃんの為なら睡眠時間がなくても別に構わない。



途中コンビニで「三種の神器」+αを購入。


●スタバのラテ

●ピアニッシモ

●お菓子(エクレアとシュークリーム)

●「人妻」と言う名のエロ本(笑



行き先を問うと、奈良のそんなホテルが立ち並ぶ場所へ向かうように指示された。


マッサージする=ホテル


「人妻」を読んでいるとっちゃんを邪魔しないように、静かに運転し、ホテルに到着。


今日の場所は「ラピ」

とっちゃんと私のお気に入りのホテル。


車内でサイゴンに住むアンドレさんの話になった。今朝とっちゃんと私にアンドレさんからメールが来ていた。

文面からすると、仕事を辞めると書いてあったから、ホテルに着いたら連絡しよう思っていた。


今日は305号室。

こじんまりとしているけど、アジアン・テイストの部屋でいい感じ。

私がトイレに行っている間に、とっちゃんはすでにスッポンポン。


1年越しのダイエットはどうやら上手くいっていないようだ。


腹を見ていたら分かる(笑)



ま、メタボ腹を大きくしているのは私なんだけどね。



まずアンドレさんに電話。

どうやらアンドレさんは仕事を辞めるのではなく、クビらしかった。

アンドレさんはベトナム人じゃなく、ベトナム人の奥さんと結婚しているインドネシア人。

だから仕事がないとヤバい。


「ベトナムで仕事を見つけるか日本で仕事を探して欲しい」


と日本人のとっちゃんに頼んできてるらしかった。


ま、とにかくとっちゃんは来週あたりにベトナムになりそうだ。

正月を迎えるにあたりある程度のお金を持っておきたいとっちゃんにとっては、サイゴン行きはまさに一石二鳥。



たばこに火をつけながら映画を選ぶとっちゃん。

1本目「ミナミの帝王ー仮面の女」



とっちゃんが映画を観ている間、私はうつ伏せになったとっちゃんの腰・背中・足の関節などをマッサージ。

股関節が固くなってきているようで、どうやらこれが腰や背中の痛みの原因と思われる。


だいたい1時間以上はマッサージしていたのかな。

そのあとちょっとだけ私はとっちゃんのものを加えた。

アンドレさんに電話しているときも、とっちゃんに舐めるように言われた。

真面目な顔をして話しているけど、下半身ではとっちゃんのアナルを舐め、そしてモノをくわえる私がいた。


部屋はなんだか暖房が効きすぎているのか、二人ともなんだか軽く汗をかいてしまった。

「ミナミの帝王」が終わり、次にとっちゃんが選んだのは「美しい野獣」という韓国映画。


珍しや・・・


と思っていたら、どうやらタイトルだけで選んだみたい。

きれいな女性が出てくると思って選んだらしいけど、実際見てみるとなんとも血なまぐさい、権力抗争の話だった。

主演・・・・誰だったっけ(笑

あまり韓国映画を見ないから、覚えてないや。

とっちゃんは


「いつ美しい野獣が出てくるのか楽しみに待ってるのに、いつまでたっても出てこないむかっ」



とご立腹。


もちろんこの映画を見ている間中もマッサージしたり、またくわえたり・・・。


時刻は17時。



「タオルを熱いお湯に浸したの持ってきて」


どうやらお風呂に入らずに体を拭こうとしていたとっちゃん。

もちろんとっちゃんの体をふくのは私。


熱いお湯を我慢しつつ、ホットタオルを準備。

そしてとっちゃんの体を隅々まで拭いた。



「30年後ぐらいに俺を介護するのがお前の役目な」



普通の人だったらこんなセリフ言われたらどうなのかなぁ・・・?

私?


私はすごく嬉しかった。

なんでだろうね。


最後に一緒にいられるのは私だって思ったからなのかもしれない。

30年後・・・


とっちゃんは73歳。

私は・・・・内緒(笑


17時過ぎにホテルを出て、とっちゃんの夕飯の買い物に向かった。

鶏肉を大量に買い込んでいたけど、今日はもしかしたらから揚げとマーボ豆腐かな。




明日一応8時半の約束したけど、どうなんだろ?

メールを今日中にくれるって言っていたけど、まだ連絡はない。


とっちゃんのためなら睡眠時間なんていらない。

とっちゃんを介護するのは私。


とっちゃんと一緒にいるのも、もちろん私。

それは現世も来世も変わらない。



とっちゃん、愛してるよ


Toっちゃん

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