回顧録 (せめてもの想い出に・・・) - 2008年01月19日(土) こうして私の担当とする授業も順調に進んだかと思えば・・・・ 座学授業中、居眠り者発見! “俺の授業で眠るとは、不届き千万! 俺の授業の進め方が悪いかもしれないが、ここは一つ犠牲になってもらわなくっちゃ! すまん! 「こら!○○学生!授業が終わるまで走っていよ!」 嫌がる学生を無理矢理引っ張って・・・・教室から外へ出した。 授業が終わり、ふとグランドを見ると制服のまま汗を流して走っているではないか・・・・ 「よーし、あがれ!」と声をかけ、心の中では“ごめんな!いつか学生の前で誉めてやるでな!”と・・・・ どうしてもポカポカと暖かな日は、眠くなってしまう。 しかし、俺の前では許さん! 次からは、マジックを胸ポケットに潜めての授業が始まった。 眠った奴には、額に×を書いてあげた。 実科訓練では、あくびした者にはヘルメットに“あくびをするな”と人の話を聞いていない者には、“人の話を聞け”と自筆名文句。 卒業前、所属消防長への披露には「教官、消してもいいですか?」との具申。 「だめだ!これがお前らの今までのすべてだ!見てもらえ!」 照れくさそうにかぶって行く後ろ姿・・・・・胸を張れ!お前らの汗と涙がヘルメットに、いっぱい詰まっているじゃないか!消しちゃったら、何もかもが消えちゃうぞ! せめてもの想い出に・・・・残しておいてくれ! ...
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