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火遊び - 2008年02月12日(火)

「○○市○○ 林野火災 第2出場」
新しいポンプ車が配属され、初めての火災・・・
以前の車両と比べ若干大きくなった分、隊員席にも余裕ができた。
しかし、田舎ではまだまだ狭い道がいっぱいあり、ポンプ車は小さい方が有効である。

林野火災・・・
この辺の山林は住宅化が進んでいるため、大きな山は抱えていない。
通報状況より、この辺なのに一向に火煙等は発見できず。
各隊は情報収集に入った。

「現場確認!」

現場には、子供の姿・・・
そして母親等がバケツを持ち立ちすくんでいる。
先着隊より状況を確認する。

「子供の火遊びです。火災はほぼ鎮火状態。」
「積載水にて完全鎮火!」

女子小学生3人と母親たちのすすり泣き・・・
その光景を目の当たりにする。
母親は子供に問いつめる。

「状況を確認しますけど、小さなお子さんですからあまり刺激しないように、そして痼りとして残らないようにしてあげて下さい」

私の精一杯の言葉・・・
いつも花火教室とか、ことあるごとに“火遊びはしない!”って注意してきたのに・・・
でも、大きな火災にならなくてよかった!安堵する。


追記
隊 員:「ぼくだって小さいとき火遊びして親に怒られ、食事抜きでした
よ」

わたし:「そんなお前がこうして消防職員か・・・う〜ん?」
    「火事の怖さを体験した人が消防職員になって指導するのもいい
のかも・・・」
     

そう言えば、私の小さいときも隠れて火遊びした記憶が鮮明に残っている・・・ 




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