こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年02月03日(火)


 一週間頑張りましょうと朝メールを送ったら、

 しばらくして彼から電話がありました。

 彼は仕事に向かう車の中です。


 「おはよう!元気?^^」


 まるで学生に声をかける元気な先生のようです。^^


 「元気ですよ。」


 「それなら良かった。」


 先週末から私が元気がなかったのを心配してくれていたようです。


 「今日の予定は?」


 「今日は仕事の後に美容院へ行こうと思ってます。」


 「ますます磨きをかけてきて。(笑)」


 「あはは、そうですね〜。

  Tさんは長い髪と短い髪どちらが好きですか?」


 「別にどちらが好きってことは無いよ。

  だらしなく長いのは好きじゃないけどね。」


 「じゃあ、もっと切ろうかな。」


 ちなみにこの時の私の髪は肩にかかる位の長さでした。


 「今でも別に長いってことはないんじゃない。」


 「うん、そうですけどね。

  まぁ、どっちかと言えば今はショートの方が主流だし。」


 「俺も髪切りに行かなきゃ。」


 彼の行きつけの床屋さんはこの前場所を教えてもらったんだっけ。


 「じゃあ、また。

  お互い頑張ろうね。」


 「はい、ありがとうございます。」


 彼に対しては基本的に敬語で話します。




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 昨夜久しぶりに前の日記を読みました。

 2003年頃の日記を読みながら、ちょうどあの頃のあの人と私の関係が

 今の彼と私の関係なんだろうと思いました。

 相手の良い所しか見えなくて、

 それに相応しい自分であろうと努力している関係。

 あの日記を初めから読んでいくと、どちらが悪いのでもなく、

 少しずつ二人の関係が馴れ合いになっていくのが分かります。



 最近以前の日記からの読者さん達からメールを頂きました。

 あの日記を読み返すと胸が痛むけれど、

 やはりあのまま残しておこうと思います。



 あの人が言っていました。



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 私は長いことあの人のその言葉を切望していたのです。  

 それを聞くことが出来たのは、

 皮肉にも私達の気持ちが離れ離れになってしまった後でした。



 恋愛には旬があります。

 旬を過ぎた後に絆を深めていくのが結婚。

 旬を過ぎた後にも信頼が残るのが友情。

 そのどちらでもなく行き先を失った恋は、

 旬を過ぎるとやがて消滅へと向かいます。

 恋人と過ごした月日が長ければ長いほど、

 変わり果てた恋を最後まで見届けることに痛みを伴うのでしょう。


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理沙子

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