こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年03月11日(水) 連絡のない日


 昨日は一日、彼から何の連絡もありませんでした。

 こういう日は別に何も珍しくありません。

 朝、私から一通メールを送ったけれど、

 特別急ぎの用事でも無かったから、

 返事が無いのも彼にとっては普通のこと。



 ただ一つ言えることは、

 私は彼の全てのスケジュールを把握しているわけではないということ。

 旅行とか出張とか泊まりの時には

 彼は誰といつ、何処へ行くのか教えてくれるけれど、

 ウイークデイの彼の夜の行動はほとんど何も知らないのです。

 あの人と付き合っていた時は

 あの人が他の女性と二人で食事したり、

 飲みに行ったりすることは嫌だと思っていたけれど、

 彼の場合、それは仕方が無いことだと思っています。

 彼には私と知り合う前からの女友達が何人もいることを知っているし、

 仕事柄そういう付き合いが必要なこともあると理解出来るから。




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 ただ、彼に私以外にたまに会う別な女性がいたとしても、

 何も不思議はないような気がするのです。



 一般的に彼の年齢を考えれば、

 同時進行で複数の女性の相手をするということは、

 肉体的にも精神的にも負担が大き過ぎると思えるのだけれど、

 彼のバイタリティと経済力を思えば

 決して不可能なことではないと思うからです。



 不思議なことに

 他の女性を抱く彼を想像しようとしても上手く想像出来ず、

 はっきりとした嫉妬心が浮かばないのでした。

 もしかしたら、たとえ彼にそういう相手がいたとしても、

 ただその行為だけで私は彼女に嫉妬することは無いかもしれません。

 

 私の冷たい手をギュッと握るその手の温もりや

 夢中になって話をしている時の熱い眼差しや

 私の中で果てた後もずっと抱き締めていてくれる日焼けした腕が

 私だけのものでは無いと分かった時、

 私は初めてもう1人の彼の女に嫉妬することになるのでしょう。 


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理沙子

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