30日に2009年最後のデートをしました。
ランチの後はいつもより早めにホテルにチェックインしました。
私達はお部屋のベッドで抱き合ったり、お喋りしたりして、
夕食の時間までのんびりと過ごしました。
夜は以前行った美味しいふぐ料理のお店へ行きました。
私達は個室のように仕切られた奥のテーブル席に案内されました。
一年を振り返るような話をした後に、
「来年は桜を見に行こうな。^^」
と彼が言いました。
そんな彼のさりげない言葉に、
彼が新しい年も私と一緒に過ごしたいと思っていることが
感じられるのでした。
この夜、私がベッドを離れる前に、
その最中には自分でも気づかなかったけれど、
二度目に抱かれた時、私は出血していました。
この日はルナの予定日には二週間ほど早い、
ちょうど排卵日あたりでした。
セックスの直後に先に気づいた彼が教えてくれた時には、
さほど気にも留めていなかったけれど、
数時間後、帰る時間になっても出血が続いていたので、
私は急に不安になりました。
帰りの車の中で彼は私の不安に気づく様子も無く、
いつもと変わらない調子で明るく冗談を言うので、
私は憂鬱な気持ちになりました。
「やっぱり生理じゃないみたい。時期が早過ぎるもの。」
「お腹は痛くないの?」
「ちょっと痛いです。」
彼が急に黙りこくったので、私は彼の方を見ました。
彼は心配そうな顔で私を見ていました。
「どうしたの?」
「理沙子が心配だから。」
「Tさんには関係無いことですよ。」
私の胸の中で不安と悲しみが入り混じって、
不意に冷たい言葉がこぼれました。
家に着くと、彼からメールが届きました。
体調は大丈夫ですか?
今年は楽しく過ごせました。ありがとう。^^
来年もよろしくお願いします。
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