お寿司屋さんで食事をした後、
ワインバーには寄らずにホテルに戻りました。
お部屋のクローゼットの前で、
日本酒で少し酔っていた彼が私の胸やヒップにタッチしました。
「やだ、くすぐったい。止めて。(笑)」
「こういう時って理沙子は本当に嬉しそうな声を出すよなぁ。^^」
彼は素早く服を脱ぐとシャワールームへ行きました。
彼の次に私がシャワーを浴びて部屋に戻ると、
「さっきから待ってるんだけど…。」
とベッドの中の彼が真顔で言いました。
「好き…。」
と私が呟くと、
「大好き。」
と彼が言いました。
帰りの車の中で私が彼を見つめると、彼がそっと私の左手を握りました。
「もう来週まで俺は無理!^^」
と彼が言いました。
この場合、無理というのはセックスのことです。^^;
「出来ないなら会いたいとは思わないんですか?」
「出来なくても会いたいと思うよ。」
「ただ会いたいと思うこともありますか?」
「あるよ。
でも会うと理沙子に襲われるから、やっぱり会えない。(笑)」
「ひどい。もう。(笑)」
おやすみ前の彼からのメールには、
早く逢いたいねと書かれていました。
私は携帯電話を握りしめたまま、幸せな気持ちで眠りにつきました。
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