こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年01月15日(金) 幸せな気持ちで


 お寿司屋さんで食事をした後、

 ワインバーには寄らずにホテルに戻りました。

 お部屋のクローゼットの前で、

 日本酒で少し酔っていた彼が私の胸やヒップにタッチしました。


 「やだ、くすぐったい。止めて。(笑)」


 「こういう時って理沙子は本当に嬉しそうな声を出すよなぁ。^^」




 彼は素早く服を脱ぐとシャワールームへ行きました。

 彼の次に私がシャワーを浴びて部屋に戻ると、


 「さっきから待ってるんだけど…。」


 とベッドの中の彼が真顔で言いました。






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 「好き…。」


 と私が呟くと、


 「大好き。」


 と彼が言いました。




 帰りの車の中で私が彼を見つめると、彼がそっと私の左手を握りました。


 「もう来週まで俺は無理!^^」


 と彼が言いました。

 この場合、無理というのはセックスのことです。^^;


 「出来ないなら会いたいとは思わないんですか?」


 「出来なくても会いたいと思うよ。」


 「ただ会いたいと思うこともありますか?」


 「あるよ。

  でも会うと理沙子に襲われるから、やっぱり会えない。(笑)」


 「ひどい。もう。(笑)」




 おやすみ前の彼からのメールには、 

 早く逢いたいねと書かれていました。

 私は携帯電話を握りしめたまま、幸せな気持ちで眠りにつきました。


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理沙子

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