こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年02月24日(水) 貸切風呂で


 旅行二日目は、

 ホテルのビュッフェスタイルの美味しい朝食を頂いた後に、

 次の温泉旅館へ向かいました。

 途中少し遠回りをして、

 以前行ったことがある美味しいお蕎麦屋さんに立ち寄りました。



 この日の旅館のお部屋は和洋室でした。

 でも私達は普段シティホテルを利用している時と変わらず、

 そのほとんどの時間を洋室のベッドで過ごしました。



 夕方、彼が事前に予約してくれていた貸切風呂へ行きました。

 浴室には美しい樽型の檜風呂と洗い場がありました。

 浴室とガラス一枚で隔てられた綺麗な和室には、

 テレビや冷蔵庫、ドレッサーなどがありました。



 浴室のガラス窓からは雪景色が見えました。

 窓を開けて外の冷たい空気を入れると、

 まるで露天風呂に入っているような気分でした。

 私達は湯船の中でお喋りしたり、ふざけ合ったりしました。

 彼は笑いながら窓の外の雪を片手いっぱいに掴むと、

 火照った私の肩にのせました。



 私は旅行前の約束どおり、彼の身体を洗ってあげました。




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 私達はとても幸せで、二人とも子供みたいにはしゃいでいました。


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理沙子

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