こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年02月28日(日) 思い出がまた一つ


 夜、会席料理のコースを頂きながら貸切風呂の話をしました。

 お部屋のベッドでいっぱい愛し合った後だったので、

 私達はお風呂で色っぽいムードになることもなく、

 心も身体もほっとするような優しい時間を過ごしました。

 湯船の中でのんびりお喋りしたり、

 お互いの身体を洗いっこしたりしていたら、

 50分があっという間に過ぎてしまいました。

 彼は私が彼の髪と身体を洗ってあげたことをとても喜んでいました。




 翌日、チェックアウトは正午だったので、

 朝食の後、お部屋のベッドでのんびりしていました。

 前の晩は触れ合っているうちにそのまま眠ってしまった私達でした。

 彼は私の浴衣の帯も解かずに裾を広げると、

 朝風呂の後に着けたばかりのショーツを剥ぎ取りました。

 身体の奥まで貫かれる快感に私の脚はずっと震えていました。




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 私は無性に恥ずかしくなって運転席の彼を軽く叩きました。




 冬の旅行は今回が初めてでした。

 私達は三日間ほとんど外に出ることもなく、

 温泉と食事以外はずっと抱き合っていたような気がします。




 彼の車が私の家に近づくにつれて、寂しい気持ちがこみ上げて来ました。

 あまりにも長い時間をくっついて過ごしていたから、

 別々の夜を過ごすことにやるせない思いがしました。

 交差点の信号が赤になった時、

 
 「三日間もずっと抱き合ってたから飽きたでしょ?」


 と私が聞くと、彼は、


 「前よりもっと好きになったよ。^^」


 と言って、三日間で最後のキスをしようとしました。




 家に着いてからお礼のメールを送ると、彼からすぐに返信がありました。


  本当に楽しかったですね。

  大好きです。


 彼との三度目の旅行。

 私達の思い出がまた一つ増えました。


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理沙子

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