こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年03月07日(日) 土曜日の朝に


 金曜日の夜、おやすみ前の彼とメールでお喋り。

 今度のデートで観たいと思う映画の話をしていました。

 いつものことだけれど、メールの途中で夢の中に落ちてしまった彼。


  いっぱい愛してます。


 という私の言葉は彼の元へ届かないまま取り残されました。




 翌日になっても何のフォローも無いのはいつものこと。

 私は寂しくなって、電話がしたいと彼にメールを送りました。

 愛車のオイル交換のためにガソリンスタンドにいた彼と

 電話が繋がりました。

 先週会った時には二人の観たい映画は異なっていたのに、

 ここ数日の間に私が彼の好みに歩み寄り、彼が私の好みに近づいて、

 二人の観たい作品が入れ替わっていました。^^

 私が観たいと思っていたラブストーリーの映画のポスターを

 映画館の前で見たと言う彼。


 「あれ、良さそうだね。」


 「Tさんが観たいと言っていた韓国映画も

  ホームページで見たら面白そうでしたよ。^^」


 私達は二人とも、

 好きな人が好きなものを好きになる能力があるようです。




 「昨夜、最後の返信無かったね。」


 私は少し拗ねて言いました。


 「俺がいつもメールの途中で寝ちゃうの知ってるだろう?

  それだけは勘弁して。」


 「私の最後のメール読みましたか?」


 「あ…あれか。」


 「今、電話で返事してくれればいいですよ。^^」


 「好きだよ。愛してるよ。」


 「ほんと?^^」




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 「ガソリンスタンドの人に聞こえないんですか?(笑)」


 「離れて電話してるから大丈夫。^^」




 最近の彼は何の躊躇も無く愛の言葉をいっぱいくれます。

 愛の言葉は繰り返した分だけ真実味から遠ざかることも知らないで…。


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理沙子

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