こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年04月17日(土) 一年半が過ぎて


 ホテルのお部屋で彼と私が大好きな映画を観ました。

 初めは彼は部屋着、私は薄いキャミソールのままで

 ソファに座って観ていました。

 私が寒そうに見えるからと

 彼が途中でベッドのお布団を持って来てくれました。

 私達は二人でくっついて一つのお布団にくるまって観ました。


 「今日は最後まできちんと観れましたね。^^」


 時々彼にちょっかいを出されながらも、

 どうにか最後まで映画に集中することが出来ました。


 「つまりはそれに値する映画だからだろう。」


 「いい映画だものね。^^」




 私も彼も劇場公開された時に映画館でその映画を観ていました。


 「誰と観に行ったの?」


 「一人でだよ。理沙子は?」


 「友達と…。

  あ、でも一人だったかも。」

 
 実のところ、私が誰と観に行ったのかはっきり覚えていません。

 私が珍しくパンフレットを買ってしまうほど

 印象的な映画だったのだけれど。




 映画の後で、私達はベッドに移って抱き合いました。




↑エンピツ投票ボタン



 夜はお寿司屋さんに出かけました。

 私達はカウンターで美味しいお刺身やお寿司を頂きながら、

 5月の連休の話をしました。

 電話で私から話を持ちかけた時には、

 会った時にきちんと話そうと彼から言われていたのですが、

 彼はすでにホテルの予約をしてくれていました。

 この日、私達はもう一度話し合い、日程を再調整しました。

 その日程に合わせて彼はホテルの予約を取り直してくれました。

 彼は携帯電話を開いて、

 ホテルからの予約完了のメールを私に見せました。


 「ここでいい?」


 彼が新たに予約してくれたのは、

 私達が初めてお泊りデートした素敵なホテルでした。


 「わっ、ここ大好きです。いいんですか?^^」


 「もう取ったよ。

  オンデマンドで映画も観れるよ。」


 彼はいつも私に甘甘です。^^




 私達のお付き合いも一年半を過ぎました。

 たった一年半の間に二人でどれだけの時間を過ごしたでしょう。

 この先、私達に別れが訪れるとしても、

 今幸せなこの時を大切にしようという想いは彼も私も同じでしょう。


 < 過去  INDEX  未来 >


理沙子

My追加