こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年05月10日(月) 三日目の夜は


 私達は市内へ戻ると、

 去年の夏に泊まったシティホテルにチェックインしました。

 私はお部屋のテーブルの上に、

 熱い紅茶と買って来たチーズケーキ、シュークリームを出しました。


 「じゃあ、理沙子にゴチになります。^^」


 「はい、どうぞ。^^」


 「疲れたから甘いものが美味しいよ。」


 「Tさん、早起きしたものね。」




 それから、私達はシャワーを浴びて、

 彼は部屋着、私はキャミソールとショーツだけになって、

 ベッドでお昼寝しました。

 二人が目を覚ました頃にはもう外は薄暗くなっていました。

 その夜は帰らなければならないというのに、

 残り少ないわずかな時間にお昼寝してしまったことが、

 勿体無いような気がしました。




 「今夜は肉を食おう。^^」


 と彼が言ったので、夜は久しぶりに焼肉屋さんへ行きました。

 男女二人で焼肉屋さんへ行くようになったら、

 その二人はもう出来ているという話を聞いたことがあるけれど、

 確かにその通りかも知れないと思いました。

 二人で焼いて二人で食べるという作業は、

 親密な相手とだからこそ楽しい気がするから。


 「ここの焼肉屋さんが一番美味しいですね。」


 「雰囲気もあるね。今度からここにしよう。^^」


 焼肉屋さんでは、肉のチョイスはいつも彼にお任せです。

 この日は私が肉を焼く係、彼が野菜を焼く係を担当しました。^^


 「ほんとによく食べるよな。」


 「今日はチーズケーキとシュークリームも食べたのにね。^^;

  明日から粗食にして、体重減らさなきゃ。」




 お店を出た時に、

 私がいつものように、「ご馳走さま。」と言ったら、




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 お部屋に戻ると私達はすぐにシャワーを浴び、ベッドに入りました。

 抱き合いながら、


 「GW最後の…だね。」


 と彼が言いました。


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理沙子

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