一、ちらちらと 明月の後(のち) 降り積もる その静けさに 永きを愁う二、冷徹に 戦い抜いた 人生よ 心は終わり 時は残れり三、白き雪 ひらひらと 美しく 赤き火口に 吸いこまれゆく四、赤き血は ま白き雪を 染めにけり 鮮明にして 美しきかな五、皓皓と 光り輝く 青い月 影一つなく 雪を照らせり六、菜の花の 広き生彩 かげりゆき 夕闇の中 明月よ点け七、十代の純と真心 湧きいづる ハクモクレンのやわき白さは にほんブログ村