悲哀の空
○やわらかな白い雲が/
春のやさしい風に乗って/
遠くへ/遠くへ/
流れてゆく
○そして/また/
白い雲が/頭上にやってきて/
遠くへ/流れてゆく
いつの時代も/同じだった
○あの白い/雲のように/
自由に/流れていけたら
何の目的もなく/
かなしみも/さびしさもなく/
生きていけたら/素敵なのに
○いまも、わたしもきみも/
たえまなく/
悲哀の空を/流れてゆく
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きていることの哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・14
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