一 やさしい 夏の明るい風が 吹いている 少年のぼくは きみだけを 愛していた どれくらいかといえば 地球の直径くらい ある時は やわらかい日射しのように ある時は はげしい雨のように 抱きしめた
二 いまも きみのことを 忘れていない 校庭の片隅で 一度だけ キスをした きみは 知らないだろう いまでも ぼくのこころの中には きみが 実在していることを
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きている哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・14
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