悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年08月18日(月) 雑記 1


やさしい 夏の明るい風が 吹いている
少年のぼくは きみだけを 愛していた
どれくらいかといえば 地球の直径くらい
ある時は やわらかい日射しのように
ある時は はげしい雨のように
抱きしめた


いまも きみのことを 忘れていない
校庭の片隅で 一度だけ キスをした
きみは 知らないだろう
いまでも ぼくのこころの中には
きみが 実在していることを

→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」
  2014・01・15〜04・26
→生きている哀感/文集「さびしきうた」
  2014・06・13〜08・14

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