生存
露出した血管の[白さ]と/
[赤い]血液は/美しい
血溜まり(ちだまり)のなかで/
意識を失い/
集中治療室で/目が醒めた
死ななかった
それから/6年かけて/
人格障害を矯正し/
いまは/ただ/静かな孤独のなかにいる
誰もが/この/歪んだ社会のなかで/
この過当競争のなかで/
自分の栄誉を/手に入れるのに/
必死なのだ
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きていることの哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・21 にほんブログ村
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