2014年09月14日(日) |
41,過当競争と、欲望の狂気 |
一 資本主義の原則は、「自由競争」だ。 「自由と競争」によって、封建的身分制度は崩壊し、 近代社会である、資本主義は始まった。 「自由競争」によって、個人の能力は生かされ、 それによって、社会的エネルギーは、驚異的に拡大した。
一 競争は激化し、資本主義の原則は、 「自由と競争」から、「自由と欲望」へと変容していった。 それは、物質的利益の追求を、可能にし、 欲望の肥大化と、物量的充足と、心理的苦痛を生んだ。
一 競争は、さらに激化し、グローバルな過当競争になり、 その「欲望の原理」は、「利己主義と自己愛」へと、変容しつつある。 不倫・離婚/ストーカー・DV/拝金主義・悪徳商法・マネーゲーム/ さらには、安全保障の名のもとに、紛争・戦争など。
一 それは、「欲望の狂気」になって、社会規範(道徳・倫理)を破壊して、 社会の秩序を、崩壊させつつある。
→案内1、カンタンな社会学の体系 2014・01・24〜02・05
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