2006年04月06日(木)...囚われる
家族よりも家族らしく過ごしたごっこ遊びを、未だひとり、続けている様な気さえする。 あの頃の世界は何処までも膨張していて、幸福と絶望を追及する其の道に制限は何もなかった。ほの暗い興奮が四六時中纏わり付いていて、中てられた侭に化学に塗れて揺れる視点と足元を、ただ共有していた。 今の、此の砂を噛むような毎日が此の侭続くのなら、もう、殺して。
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