待ちぼうけ日記。

2014年11月05日(水) エリーちゃんごめん。


手帳を確認したら、
去年の11月はかなりたくさん
あの人に会えていたみたい。

今年の11月もそうだといいな。

昨日も今日もあの人がいた。
昨日は、いつもより1本早い電車。
今日は、いつもの電車。
昨日も今日も
私はいつもより3本早い電車に乗って行って
あの人の駅で待ち伏せしていた。

早く家を出るのはちょっと大変だ。
『マッサン』も途中までしか見れないし。

マッサンとあの人、
どっちをとるか・・・じゃなくて、
エリーとあの人、
どっちをとるか・・・って感じ。
だってエリーちゃん、かわいいから。
でも、エリーちゃんごめん。
やっぱり明日も早く家を出るわ。


今日は、
あの人が途中で快速に乗り換えたので
私もあとからついて行った。

最初は少し離れて立っていたけど、
途中の駅で人がたくさん乗って来る
そのどさくさに紛れて隣に立っちゃった。

ドアの前のつり革のない場所に
2人並んでドアのほうを向いて立っていると、
電車が揺れるたびに
2人揃って同じように体が傾く。
何となく、
連帯感みたいなものを感じるような
感じないような。
少し大げさに傾いて
あの人の腕に自分の腕を
軽くくっつけてみたり。

2人の視線の先には
少し寒そうな11月の空・・・。

こんなとき。
灰色の空に虹なんか架かっていたら、
思わず「あっ!虹!」と独りごとを言って、
独りごとを言ってしまった気まずさに
ついあの人の顔を見て
「きれいな虹ですね」と同意を求める。
なんてお芝居も自然にできそうな気がする。

あの人はどんな反応をしてくれるだろう。
「あ、ほんとですね」とか
「え?あ、きれいですね」とか
「ああ、虹ですね」とか?

虹、出て〜!

想像するだけで
結構おなかいっぱいになった。

明日も会えるといいなあ。


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