2025年01月10日(金) |
波風 / 藤岡 陽子 |
波風 「一生に一度の頼み」と、女性は親友をある旅に誘った。 独身36歳の一大決心とは…。
鬼灯 54歳で再婚した母が手術中の待ち時間に継父は 出逢いの場所である浅草の鬼灯市に行ってた
月夜のディナー 母が再婚した家庭から逃げ出した姉弟は 動物飼育員をしている叔母の家で育てられた
テンの手 想定外の事故で右手の肘から下を失ったテンの代わりに、晃平はプロの野球選手になりメジャーリーグまでも行く
結い言 短期の着物着付け教室に来ていた初老の男性
真昼の月 老人ホームで死期の迫った女性が最期に息子に会いたいという 面会に来た女性が実は息子だった。。。
デンジソウ 離婚して今はだれも知り合いのいない母の故郷で一人暮らしを始めて、医院の看護助手として働き始めた 不正医療をしているらしい医院を調べる記者と知り合った デンジソウというのはハッピークローバーと呼ばれる水草のこと
2025年01月02日(木) |
あなたの言葉を / 辻村 深月 |
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる−。作家・辻村深月が自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。『毎日小学生新聞』連載を単行本化。
大人になってよかったと思うこともたくさんあります。そのひとつが「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。さあ、一緒(いっしょ)に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと…。作家・辻村深月(つじむらみづき)が、自らの体験を元に語りかけるエッセイ集。
運動をすると体が鍛えられるのと同様に、本を読むと心が鍛えられます。ただの文字にしか過ぎないはずの文章から、誰かの姿を想像したり、思いを感じ取ったりできるのはすごいことですし、漫画や小説のような物語を通じて自分とは全然違う人の人生を生きることができたり、遠い世界の誰かと友達になれたような気持ちにもなれる。
小学校のときの健康診断で左耳の難聴を知った
でも 右耳が聞こえてるから難聴者という自覚はなかった
でも実際は そこそこトンチンカンな受け答えをしていたようで、それは周りの人に天然な人だと思われていたようだ トンチンカンの聞き違えをしているらしいときに こめかみの横で人差し指をクルクル回したひとがいた あの時は屈辱で泣きたい気持ちだった
それが寄る年波で 正常なはずの右耳も加齢による難聴になっているようで、それは いわゆる認知症と思われているようだ
実感として年相応の物忘れがあることは認める でも私はまだボケてはいない
きょう、有り得ない指摘を娘からされて身の置き所がないくらい憤ってる 主人と娘とで私のボケ具合を話していたのだとか 血がたぎるくらい情けない気分だ
でも日常の中で過去の日付けやさまざまな詳細は、主人よりもさらに娘よりも私のほうがよく覚えている
でも人はたいてい自分の物差しで考えて行動する 主人も娘も私が ボケてて 自分たちが正しいと思い込んでる 憤ってる話の途中でも聴きなおししないといけないからほとんどの場合、私の思いは胸にしまってしまう癖がついてる
そんな日々の繰り返しが私を希死念慮に駆りたてる!!!
父とよく母のボケ具合について話した。 もう話が出来る人はいない。 本人(母)は認めない おとん、何とかして (娘がXにポストしてた内容)
家族を憎まずにはいられない現実 私はどんなことがあってもボケてはいけない!!!
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