六本木。 おさる、と。 待ち合わせして、サントリー美術館。 観たかった、南蛮美術の展覧会へ。 待ち合わせの時間、授業のせいで30分以上も遅れてきたおさる。 アタシってば。 今日の東京はとても寒かったのに。 外で待ち合わせて、とても寒かったのに。 あら、凍死寸前? 居眠りながら、待っておりました(爆
その待ち合わせ場所には大きなツリー。 ああ、もうそんな季節なんだなあ……。 六本木っていうおされ(?)な場所柄なのか。 とってもおされ(?)な親子ちゃんやカッコイイ外人さんがいっぱいいて。 着いた当初はマンウォッチング、楽しんでいたのだけれど。 一歩家からでれば。 素敵な光景が沢山あるね。 これからはちゃんとカメラを持ち歩こう。 携帯、もう古いから。 腕のせいは棚に上げて。 キレイに撮れないのは携帯カメラのせい、ってことにしよう。
南蛮美術は。 美術そのものも凄いけれど、アタシ的には歴史背景に興味がある。 信長、秀吉、家康、と。 同じ郷土の香りを纏う三英傑の。 寛容と厳格の流れの渦。 脈々と受け継がれていった信仰の証。 当時の踏み絵も三枚飾られていて。 一枚は象られた形も崩れているほどのもの。 実際に、その時代、多くの人がこの絵を踏んだのかな? ……、と。 感慨にふけっていたところ。 近くにあった説明書によると、それは初めからそのように作られていたのだ、と書かれてあった。 はて? なぜ初めからあたかも摩擦によって摩耗したように作ったのかな? その説明は書かれていなかったので。 今を。 現代(いま)を生きるアタシの浅はかな知恵で考えてみた。 その、あたかも大勢が踏んできたような踏み絵を見せるだけで、本当は。 効果があって、教科書で習ってきたように、役人の目の前で踏んでみせるようなことはしなかったのかな? なんて。 思ってみたりした。 真実は。 わからないけれどね。
今年のクリスマスイヴも。 ひとり(あ、すもも、いるけれど)かな? 青春時代まっただ中のおさるはきっと。 お友達(それともそれ以上?)と過ごすんだろうな。 クリスチャンでもないくせに。 聖夜は特別みたい。 子どもでもないくせにね。
|