てくてくミーハー道場

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2009年03月07日(土) 『ヤッターマン』宣伝番組を何となく視まくりました

結局『ヘブンズ・ドア』を観にも行かないうちに、うちのDVDレコーダの中身は『ヤッターマン』宣伝番組のオンパレードとなっております。



ついでに(?)今日はなぜか『チューボーですよ』が録画されており、ナイツがキンキの煮付けを作るサマを律儀に視てしまいました(−−;)絶妙!「単語登録」


いや、予想通りBGMにKinKiの楽曲が使われており、それはそれで楽しかった(^^ゞ





閑話休題。

『新堂本兄弟』はもちろんのこと、『嵐の宿題くん』や『バニラ気分』、『ニュースZERO』制作の特番ももとより、深キョンが出た『さんまのまんま』まで思わず視てしまった後で、

「ちょっと、テレビ視過ぎちゃうか? 自分」

と今さらな反省をしとるわけですが。

なんか全体的に『ヤッターマン』、主役のはずの櫻井翔よりも、深田恭子(のコスプレ)の方が、圧倒的に大々的に注目されていると思ってさしつかえない(それは当然だとぼくも思った/笑)ただこれ、原作ファンには納得いかないんじゃないか?

もちろんまだ映画自体観に行ってないのだが、実際本編の方もドロンジョ中心にお届けされてるみたいな情報もチラホラ。これ、原作ファンには(以下略)

ぼくはテレビアニメの方は、そーんなにハマって視てたわけではなく(実を言うと、竜の子プロ作品は、その絵のバタ臭さが若干苦手)、映画化&実写化に対しても、思い入れや期待感、「変なの作ったら許さないかんな」感が薄い。

だから正直、観に行く気限りなく「ZE〜RO〜♪」(こらっ!)であった。

ドロンボー一味の毎回お約束のしょうもないメカ、ドロンジョやボヤッキーのお約束のセリフ、お約束の「お仕置きだベェ〜!」はもちろん知ってるし、それが実際出てきたら嬉しいと思うけれども。

あ、70年代に発生した元祖アニメオタクの特徴として、ぼくは声優マニアでもあるので、ますます実写化=興味範囲外ではあったのだ。

そしたら今回、ドロンジョの声をあててる小原乃梨子さんが一瞬出てくる(どういう形でかは知らない)という情報を得て、それだけのために(こら)俄然観に行きたくなってる今日この頃なのである。



それより、元々バラエティというか吉本新喜劇のような『ヤッターマン』(毎週同じことの繰り返しが、この作品の眼目だった)を長編映画化するのはなんでなんだ? (よりマニアの厳しい目があるかも知れないが)『ガッチャマン』の方が作り甲斐があるんじゃないんか? とかねてよりぼくは思っていたのだが、『ZERO』の特番で、『ガッチャマン』実写化の企画も進行中であることを知った。

それも、アメリカ制作らしい。

ハリウッド産といえば、ついに『DRAGONBALL EVOLUTION』が封切りになるのだが、テレビで予告を見る限りは、キャラクター造形力(つまり、原作に似てる力)は明らかに『ヤッターマン』の方が勝ってる(こういうところは日本人て世界一だと思う)

そもそも、3頭身が基本の鳥山明のマンガを実写化する時点で、どう作っても失敗だと思ってるんだが、ドル札束でほっぺたひっぱたかれたのか鳥(ピ──ッ)

そのデンでいけば、前述のように竜の子プロ作品は絵がバタ臭いのが特徴だし、『ガッチャマン』はハリウッドで作った方が良いのかも知れないが、作品中に流れる非常に日本的(と日本人には感じる)な「サムライスピリット」みたいなものを、果たして“ガイジン”に再現できるのかが危惧される。

別にSMAPでやれとは言わないが(ただ、中島哲也でやってほしいとは思っている)、『ガッチャマン』は日本で制作した方がよかったのじゃないかと思うのだ。

(そもそも『マッハGO! GO! GO!』の実写化って、成功したの? あんまりその実感がないが)

原作がマンガの場合、やはりコスプレの違和感がないかどうかが、原作ファンに受け入れられるかどうかの第一の決めてであることは確かだと思うのだが、第二にどころか最終的には、「原作の中に流れているスピリット」をはずしてないかどうかが最重要であろう。

だから、現在見た目では『ヤッターマン』>>>『DRAGONBALL EVOLUTION』なんだけど、実際にはしっかり本編を観て、中身がちゃんと原作レイプになっていないかを確かめてからでないと、あれこれ言ってはいけないのだよな(『DRAGON〜』の監督がこれまた、アメリカ人(中国系)なのに“OTAKU”らしいので、むしろ下手な日本人より「コダワリ」は持ってるかも知れない。その辺はよく知らないが)



と、まだ映画を観てもいないくせに長々書いてきて、そういう結論に達した休日でありました(←一番しょうもない客)





そうそう、話は『ヤッターマン』に戻るけれども、嵐が歌う主題歌「Believe」(よりも、やはり原作世代(より10歳ぐらい上だが)としては山本正之氏歌唱の「ヤッターマンの歌」こそが本当の“主題歌”であると主張したいが)は、このところの歌番組で聴かせていただいております。

嵐がダンス付きで歌ってるのを視た印象は、

「V6の「サンダーバード」にそっくりやないか」(曲がじゃなくて、その「造り」が)

だった。

ジャニーズって、永遠に同じこと繰り返すんだな・・・日本芸能界の偉大なるマンネリ文化だな、と、改めて感動したことである(←おおげさ)

そういや、こないだ偶然街中で「Ultra Music Power」(Hey! Say! JUMP)が聴こえてきた時、普通に「あれっ? 光GENJIにこんな曲あったっけ?」と思ってしまった。光GENJIの楽曲を全て聴いているこのオレ様(?)を勘違いさせるくらい、声も曲調もそっくりです。20年以上も経ってるのに、全く同じことをやってそこそこ成功させちゃうジャニー喜多川って人は、まじで天才だと思いました。


いやそれより、この「Believe」のPVの方が、実写版ヤッターマンより「ヤッター!」感(もちろん、実写版制作というご縁があったからこその快挙だと思うのだが)があるのはやはりぼくが元祖オタク世代だからでしょうか?(多分、日本では、実写の映像作家よりもアニメ作家の方が技術力が遥かに上だからってのも一因だろう)

このPVは是非とも手に入れたい!(←オタク丸出し)


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