てくてくミーハー道場
もくじ|前回てくてく|次回てくてく
といっても、小学六年生のことではなく、「小学生の六郎くん」である(*´-`)
今日は、半端なく長時間放送だったので録りっぱなしで視るのを躊躇していた『黒部の太陽』前後編の編集をするついで(こらっ)に、それにくっついていた(こらこらっ)『帰ってくるのか!? 33分探偵 六郎小学生』(サブタイトルはどうやら『古畑中学生』のパロのつもりであろうナ)を、視ました。
驚くべきことに、
本編より、面白く視てしまった( ̄△ ̄;)まじ? うん、まじ。
なんでだ。
実はぼくは、福田(既に呼び捨て)の感性が嫌いなのではなく、レギュラー版の出演者が、嫌いだったとでも言うのか!?(自問)
いや違う。(自答)
ショタだからです! すいません!!!(開き直り)
いや、毎度こんなこと書いていて本気にされても困るので、正確に書きますが、
“子供がやることだから”(アホくさ満載のとんちんかん推理に)腹が立たなかった、ということなのだろうな。
要するに、福田(だから、呼び捨てに、すんなって)に言いたいことは、
「『無邪気』と『無軌道』は、別物だぞ」(河野先生(ヤスケン)の口調で)
ということだ。
子供がやることなら「無邪気」、大人になっても同じことやってれば「無軌道」ってことだ。
最近、「大人になっても“少年の心”を保ってる男」をもてはやす輩が跋扈しているが、いい年した無軌道を「少年の心」とは言わない(書いてるうちに、またヒートアップしてきたな・・・)
「成長してない」と言うんだ。
ふー、ふー、ふー。(落ち着け落ち着け)
小学生バージョンの回が面白かったのは、事件そのものがいつもの殺人事件でなく、「大玉がなくなった」とかいう深刻性の薄いものだったこと(おそらく、「誰かの給食費がなくなった」などの犯罪性の強い事件だったら、ぼくはやっぱり怒ってただろう)と、やっぱ「子役」を可愛いと思うぼくのショ・・・じゃなくて、大人心のせいだろう(ガキは基本的に可愛いもんな、残念なことに/コラ)
だが、意外なことに、全編に律儀にちりばめられた「本編のパロディ」も、余さず楽しんでしまったぼくがいる。
文句タラタラ言ってるくせに、本編も意外と好きなのかも知れない(うん、多分、あのドラマのギャグ感覚自体は好きなんだと思うよ。「明らかに無実の人に、屁理屈でもって濡れ衣をなすりつける」というところだけが、どうしても感情的に許せないのだ。それだけだ)
「クローズゼロか!」は、ぼくも一緒につっこみました(^^ゞ
特にパロディ部分で一番面白いと思ったのは、いつもの大田原警部のポジションに、黄川田将也という、克実さんと正反対(克実さん・・・ゴメンなさい)の俳優をもってきたところ。
マヌケさ100%キャラは、いい男である方が効果的なのだ(か、克実さん・・・ゴメンなさいっ!)
あと、情報屋への報酬がビックリマンシールだったり、「廊下を走ってはいけません」と叱られて急ぎ歩きになるところなんか、小学生らしくて好きだ(*^^*)
小さなとこでは、ヤスケンが走り去る時の走り方が茂木刑事とおんなじだったところに「チーム愛」(?)を感じた。
残念だと思ったのは、リカコポジションの女の子が、全然かわいくな(略)
水川あさみレベルまでとは言わない。でももうちっと美(略)
それと、この小学生バージョンに出てきた「たくみくん」ポジションのキャラが、本編にもいる方が面白いような気がしたのだが、そうすると、主人公が主人公でなくなってしまう恐れがあるなー。
そして、まえだまえだ弟はさすがに達者でした。
子役としてしっかりしてる、という意味以上に、ちゃんと鞍馬六郎の小3時代になってる。
口調の小児らしさが、結局「六郎っぽい」ってとこが可笑しい。
「なるほろ」ってセリフは、むしろ彼の方が自然だった(天然で舌が回らないのだから、当たり前なのだが)
これを一つのドラマとしてちゃんと評価しろ、と言われたら正直言って困るのだが、『33分探偵』のパロディとして過不足なく面白かったとぼくは思います。
そして、
「なんやかんやは」「なんやかんやですっ!」
ってギャグは、ぼくは全然好きじゃないことを再認識しました(おぃおぃおぃ・・・)
何やっても許せたこの『子供版33分探偵』の中で、この部分だけは「ぜんっぜん面白くねぇんだよ!」と大人げなくつっこんでしまったからです(ホントに大人げねぇなー・・・)
ええと、『帰ってこさせられた』の方は、・・・いずれ・・・・・・また・・・(こらっ!)
|