2022年07月03日(日) |
久しぶりに怒っている。家人の展示のフライヤーをデザイン作成したのは私なのに、いきなり家人が為したことになって発表された。これはどういうことなんだろう? 夫婦だからなぁなぁにしていいことなんだろうか? それとも単に間違えたのか? こういうことに間違えるってあるのか? 理解ができなくて頭が混乱している。
自分の仕事には自分のサインを必ず付せ、と教えてくれたのは恩師だ。恩師から教えられたのは、正確には、自分の文章には自分のサインを必ず残せ、だった。もしも自分の名が付されていなくても、ああこれはあのひとが書いた文章だ、と読んだ人が気づくくらいに、自分の仕事にプライドをもって為せ、と。 今回、確かに拙いデザインだったかもしれない。どうってことのない話なのかもしれない。たいしたことのないレベルの話なのかもしれない。でも。 私の流儀に反するのだ。
誤情報を流した先にも、何故?となってるが、そもそもこういうことは家人がきちんとしておかなかったから起きたことなんじゃないかと思えてならない。そこが非常に残念で不愉快で仕方がない。どうしてこうなった?
そして今、私が訴えたことによって先方から、誤情報削除しました、申し訳ありません、と連絡がきたけれど。これもまた、首を傾げている。家人が作成した、ということを発表することはできて、私が作成した、と発表することはできないということ? 訂正もなく削除すればいい、ということ? 理解するのに頭がまったく追いつかない。不愉快極まりない。
ああなんだか、今日一日が塗り替わってしまった。家族で久しぶりにボードゲームをして、疲れ果ててことんと眠ったはずなのに。確かに私の睡眠はいつだって短くて、二時間ほどで起きたのだけれども。でも、でも、でも。 それなりに穏やかないい日、だったはずなのに。
何なんだろう。
ちょっと考えるのをいったんやめよう。棚上げしよう。保留棚に置いてしまおう。心を切り離さないと、気持ちが混乱する。
* * *
今朝の空は本当に美しかった。ほんの数分のことなのだけれど、そこに在った雲がすべて、下から金色に照らし出され、燃え上がった。神々しい、とはこういうことを言うのだと瞬間的に思った。 見事な夜明け、だった。 ―――と、書き出してみたけれど。今自分の心に充満するもやもやを一掃することが、できそうにない。さすがに私はそこまで、器用じゃない。 恩師にこの話をしたら、恩師は何と言うだろう。笑って流せと言うだろうか? あり得ない。あれほど恩師に教えられたことをこうも軽々とバツつけられたみたいで、それが何より気分が悪いのだ、私は。 私が大事にしてきた気持ちをこんな簡単に足蹴にされた、それが、不愉快なのだ。きっと。 なんだか、とても、疲れた。 |
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