2002年10月08日(火) |
そんなに恋してなくちゃいけないのかい |
手紙なんか とっくの昔に捨ててしまった アルバムは時を刻みながら残ってる 閉じても 閉じても 隙間からのぞく笑顔が滲み出し 探していたのが君の何だったか 問いかけてくる きっと知っていると思っていたんだ 求めてるものが何だったかわからなかったけれど きっといつか言ってくれると思っていたんだ ずいぶんと回り道をしそうだったけれど きっとわかってくれると思っていたんだ
いつも いつも いつも 何度も 何度も 何度も 惑わされながら いつも いつも 何度も 何度も 迷い込んでいる いつしか 今度も出口を求めて 道を尋ねたのに 街を 独りで歩いている
街にあふれる恋の歌 めまいを覚えて耳を塞ぐ 戻ればテレビから流れ出す恋の物語 耳に届くよりも前にザッピング 静かに過ぎゆくバレンタインと 一人で過ごすクリスマスイブ 幾度となく巡ってきて 恋人のいない年月を数えさせられる そんなに恋してなくちゃいけないのかい
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