ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年06月19日(火) 〜Short story〜

     『T君との会話』



「ねえ、もし好きな時代で生活できるとしたら、何時がいい?」

「。。。そうね、太平洋戦争の最中がいい!」

「おいおい、死ぬぞ。」

「年表、覚えてるから大丈夫。前線には行かないで、エンジニアになるんだ!」

「何が言いたいか、だいたい想像ついたよ。」

「しみつ兵器作って、日本勝たすぅ〜!」

「シミュレーション小説の読みすぎで、頭のネジ緩んじゃったのね。。。」

「ジェット爆撃機どんどん作って、米本土攻めるーー!!」

「あのね・・・そんな精密機械は、プラモデルみたく簡単にはいかんのよ。」

「そうなの?」

「一人のアイディアだけでは、兵器工廠うごかないって!」

「・・・んじゃ〜、インチキ予言者になって宗教興す。」

「それなら現実味あるかな?」

「それで、資金こさえて独自に新兵器を開発する!」

「・・・・・・こないだの事件を思い出させるような事いうなよ。」

「オレに言わないでヨ! これ書いてるヒロさんに文句いってくれ!」

「え?! おれたちって、誰かの愚想で喋らされてるのか?」

「知らなかった? ついでに言うと、ほとんど読まれていないらしいっぞ〜!」

「その責任は、おいらたちには無い。。。」


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