2001年06月20日(水) |
〜Short story〜 |
『T君との会話』
「ねえ、もし好きな時代で生活できるとしたら、いつがいい?」
「江戸時代かな〜。発明家になって稼ぐ! おれ平賀源内尊敬してるし。」
「便利グッズを作って売るんだ〜。」
「そう、とりあえずは、寝っころがったままテレビ見れる眼鏡!」
「江戸時代にテレビないって!」
「じゃ〜・・・プカプカごみ取りネット!」
「洗濯機ないって!」
「じゃ〜・・・スーパーはぼき!」
「ぶーっ」
「ノーパン喫茶!」
「もともとパンツはいてないって。」
「回転寿司!」
「何度もいわすな! 電気がないの!」
「だから、おれが地下で軸を回すんだよ。」
「きみは捕まったサムソンか??」
「みんな凄く喜ぶだろうな〜。」
「皆様に喜んでいただけるのなら・・・って心境? がんばってね。」
「きみは夢がないねえ。」
「奴隷のような生活のどこに夢があるの?」
「おれは裏方が好きなの!」
「おまえ、運動会で道具係やってたタイプだな?」
「まあね! 焼却炉係もすすんでやったよ。」
「んん〜、自虐的目立ちたがりやって言うんだろうか?!」
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