*黎明ノォト*

2009年11月10日(火) めがね


「初めがね姿ですね」
と言われた。つい最近、勤め先にいらした方に。
めがねをかけると、すっかりおばさんぽくなってしまう。

めがね姿は、普段の己への手入れが直に反映されるようだ。
反省。

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だからというわけではないけれど、
「かもめ食堂」と「めがね」を借りてみたことを思い出した。

「かもめ食堂」は、まあ、爽やかで、のんびり心地よいお話だった。
旅行中に行方不明だったトランクが出てきて、久しぶりにあけたら
中身がまるで”きのこ”のように感じられたという描写は
なかなか素敵だった。

けれどそれ以上に「めがね」の雰囲気が好きだった。
よもぎくん(と聞こえた)がいい。
あんな彼が”帰る”ことを知っているなんて、とても素敵だ。

さくらさんとよもぎくんがおなじ世界の人で、
そのほか三人が、それにあこがれるひと、なのかな・・・

主人公が、舞台の世界観に反発しつつもさいごは取り込まれてしまう、
という題材を私はとても愛している。


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那音 [MAIL]

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