なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら
|アイルランド真実紀行へ
2001年07月15日(日) |
選挙の投票に行ってきました |
一足早く参議院の選挙に行ってきました。
おいらが住んでいるのはダブリンの北側で、投票所となっている日本大使館は市南部のダブリン一の高級住宅街Ballsbridgeの外れ。と言う訳で、大使館に行くのには結構手間がかかる。
うちからシティセンターまではよかった。そこから7番のバスに乗って大使館まで行かねばならない。7番のターミナルはEden Quay(Quayは川岸のこと。ちなみにKeyと同じ発音)。そこでバスを待とうと思ったのだが、何か様子が変。よく見ると、小さな張り紙がある。
「7番のバスは7/15(日)よりXXX(マイナーな地名なので記憶になし)まで延伸されます。また、近日中にO’Connel Street発着になります。さらに、7B、7Dを7/16(月)より新設し、8番は廃止となります。(さらにだらだら説明が続く)」
なんだかよく分からない。待機中の運ちゃんに聞いて見ることにした。
おいら:「7番のターミナル、変わったみたいだけどどこになったか分かる?」 運転手:「えー、明日からでしょ?そこで待ってりゃあ来るよ。そのうち」
待つこと10分。やはり来ない。で、そこに偶然やってきた検札の兄ちゃんに聞いてみた。
「あ、7番は今日からO’Connel Street発着だよ」
…頼むからちゃんとわかりやすくそう書いといてくれ。
と言う訳で若干の時間を無駄にしながら大使館へ。日本大使館のロビーは10畳か12畳くらいのロビーがあり、そこにいつもはソファーなどが置いてあるのだが、そのスペースが日本の投票所のようになっている。どこから持ってきたのか、日本の投票所にあるようなついたてまである。
そこには暇そうな係りの男女2名。男の方はなぜか中学3年の数学の教科書を読んでいる。歴史の教科書というなら最近話題だし分かるのだが、なぜ数学?で、受付でパスポートと「在外選挙人証」を見せ、「投票用紙請求書」を記入。それを受付まで持って行って、今度は投票用紙をもらう。で、その投票用紙を記入場所まで持って行って、自分が投票したい候補者名を記入(今回は政党名ではなく個人名で投票しました)。で、それを封筒に入れ、さらにそれを名前の書いた封筒に入れ、それを別の封筒に入れ、提出。
…お役所仕事やなー。
で、「ご苦労様でした」と、ちびまるこちゃんの付箋紙の束をもらって終了。開票は2週間後。これだけ苦労したんだから、おいらが投票した候補者は、何としてでも当選して欲しいものです。(さすがに誰に投票したかはヒミツですが、その候補者が当選したかどうかくらいは2週間後に発表したいと思います)
で、そのあとシティセンターに戻り、靴を買い友人とパブに行き、帰ってきました。すいません、オチはないっす。
|