球場を出て阪神甲子園駅へと歩く。 すごい人である。
高校時代を思い出す。 帰りの電車は通勤ラッシュ時も真っ青のすごい混みようなのだが。 その乗客のほとんどが 「 阪神ファン 」 のため、終点の梅田に着くまでの間 電車の中では 「 六甲おろし 」 の大合唱が続くのである。 もちろん 「 万歳三唱 」 もね (^-^;
それ、久しぶりにしたいなぁ・・・ なんて思う反面。 びしょびしょに濡れた体で満員電車に乗り込むのもどうかな。なんて気持ちもある。
けれど幸か不幸か混んでいるのは梅田方面行きだけだった。 私たちが乗る三宮方面行きはがら空き (^-^; う〜ん。 ちょっとがっかり・・・(笑)
でもええか、梅田方面行きのホームを見てみると尋常ではない人の数である。 あれだけのびしょ濡れの人間が車両の中にぎゅうぎゅう詰めに押し込まれるのだ。
さぞかし・・・ 臭かろう・・・ (^-^; それに湿気で蒸し暑そう。
さて、がら空きといっても座ることはできなかったまあこさん一家。 試合中退屈していた茜はといえば、電車から外を眺めてご満悦 (^▽^)
そして瑞穂は途中空いた座席に 「 いいんかなぁ・・・ 」 と言いながら、ボトボトのワンピースのまま 腰をしずめた。
亮輔は立ったままウトウト・・・ 前に座っていたおばさんに 「 次降りるから、僕座り 」 と言ってもらったのだが。 なぜか 「 立ってる! 」 と言ってきかない。
そしてこの三人が始終口にしていた言葉は 「 さむい・・・ 」 「 おなかすいた・・・ 」
そらそうだ。 亮輔は球場でTシャツに着替えたのだが、茜と瑞穂は人前で着替えるのを拒んだため ボトボトの服を着たままだったのだから。
風邪をひいてしまうんじゃないかと気が気ではなかった。
ということで、結局瑞穂と茜は三宮のトイレの中。 は混んでいたため、その近くのエレベーター ホールの柱の影でお着替えすることになった。
けれど・・・ リュックから取り出した着替えのTシャツとズボンは、どちらもこれまたボトボト。
なんでやのん (- -;) と、瑞穂曰く
「 お父さんがな、ボトボトに濡れたタオルを上らかつっこんでん! 」
なるほどね・・・
「 どうする? どっちがまし? 着替える? 着替えへん? 」 (^-^;
「 ん〜。 着替える・・・ 」
あなたたち、お願いだから風邪ひかないでね・・・。
ほんま、大丈夫かいな・・・。
そして明日は 「 晩ご飯 」 の巻 まだつづくのね・・・
|