夕暮れの波打ち際に あたしははだしで立つの スカートのすそ つまんで つめたくしめった風のなかで
ねえ はやく迎えにきてよ あなたがいないと 滑る砂に足をとられて あたしは海にさらわれる
足のうらをぴたぴた 翠色の波がひたすと あたしは叫び出す寸前 あたしをつなぎとめるため
ねえ あなたがいないと とてもさみしいよ この気持ちなんていえばいいの? ねえ もしこれが 愛じゃなくても それでもあたし かまわないよ
名前のない想いひとつ 抱きしめて隣を歩くから ねえ そばにいて ねえ 寄り添って この浜辺にあたしを引き留めて
ねえ
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