「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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うちは、よくおこちゃまたちが、わさわさと集まってきて、 私設保育園状態になっている。
今日の園児は6人だった。 月曜から、遊びに行く!と約束していたハル君と、 ママが仕事で帰りの遅いレー君とサーちゃん。 それにうちの3人兄妹。
モックンは、コナンのビデオをハル君と一緒に見たい。 ハル君は、モックンの、合体ロボで遊びたい。 レー君は、モックンとカードバトルをしたい。 ミーは、レー君とカードバトルごっこをしたい。 サーちゃんは、ミーとおままごとをしたい。 マルは、みんなにかまってもらいたい。
みんな、わがままま。
もめます。もちろん。
おやつの用意をお台所でしていたら、 一番最初に下にべそかきながら降りてきたのはサーちゃん。 「ミーちゃんが、遊んでくれないー。」 抱っこして、二階に行って、 「ミー!、サーちゃんと一緒におかーさんごっこしよう!」 と声をかける。 「いいよー!」で、一件落着。 おやつの続きをつくりに下に降りる。
次に降りてきたのは、レー君。 「モックンが、遊んでくれへん。つまらん。」
んー。今ハル君と二人で盛り上がっちゃってるから、 しばらくカードバトルはムリかなぁ?
「レー、ええとこに来たやんかー。おかーちゃんの手伝いしてよ。」 「なに?」 「おやつに、マッシュドポテトのフリッター作ってんの。つぶして、じゃがいも。」
とたんに、キラキラだ。 「いいよっ。しかたないなー。おかーちゃんは。」 味付けして丸める。 「レー、コロモ作って。」 「何よ、コロモって。」 「その粉混ぜてー。」 「おー、ぼくがやったるわ。」 こねるレー君。 「おかーちゃん、ボクが手伝うと助かるやろ。」 フフフ。そうね、とっても助かるわよー。
揚げたてのフリッターを、ひとつ、レー君の前において、 「なぁなぁ、ちょっと味見してー。」 「いいよ。」 ぱくっ!はふはふ! 「どう?」 「おいひい!!」 「やっぱりなー、レーが手伝ってくれたから、 今日のは特別おいしいんやわー。」 「うん!そーやよ!」
機嫌の直ったレー君と、おやつを持って二階に上がる。
ビデオ権をめぐって、対立が起きていた。 「コナン!」(男の子チーム) 「アンパンマン!」(女の子チーム)
「ハイハイ。では。トムとジェリーにしよう!」(母) 「えーーーーっ!」(両陣営) 「いいのっ!」 さささっと、セットしてかけちゃう。 始まると、面白いので文句言わずに、みんなが笑いながら見てる。
そのうち飽きてきた人から、順に、まとわりついてくる。
ちょうど、ハル君のママがお迎えに来たときは、 子鬼トリオのマーチを、汗かきながら、うたい踊っているときだった。 「いっかした、トッリオさっ、子鬼のトリオーっ!ピーーっ!・・あ、いらっしゃい・・。(恥汗)」 「・・・・だ、だいじょうぶ?」 (壊れてるように見えたのだろーか!)
私のことを、元保母だと思っていた人が、 結構いるらしい。 ちがわい! そんな、めんどくせえ仕事するもんか! 私は怪しいイベントやさんのしたっぱだった人だー!
臨時私設保育園園長、きゃお。 延長保育あり。 おやつもつきます。 迎えに来たママにはコーヒーも出ます。 レーママは、グラタンも持って帰った。
毎日がんばってるぜ!アタシ!
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