「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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「ただいまー。」 ひげ長男が帰ってきた。 「おかえりー。」 台所でひげ長男のぶんの晩ご飯の支度をする。
「今日のごはん何?」と台所に来たひげ長男。 何を思ったか、いきなり私の肩に手をまわし、 「かわいいよっ♪」
「はぁ????????」(←ごっつう、みけんにしわ) 「いやいやいやいや・・・・。」 「な〜にーよ〜。(思いっきり不審な顔)」 「えー、バレンタインも近いし、いっとこかなって。」
意味不明。でもまぁ。いいか。 お返し、お返し。 飛びついて、ぶらさがって、ぎゅ〜。 「ぬっ、おもいっ」 「うるへー!」
夫婦でじゃれてたら、小さいカタマリが吹っ飛んできた。 「ぶんのーーーっ!!」 マルだ。 「ぶんのっ!ぶんのおかーやんっ!」 「おとーちゃんのおかーちゃんだよーだ、あっかんべ〜」 ・・・大人気ないひげ長男。 でも、マルの反応が面白そうなので、抱きついたままどう出るか観察。(おいおい)
「ぶんの〜〜〜〜っ!うううっぎゃお〜〜ん!」 わはは!泣きよった! 「あっ!泣いた!」(ひげ) 「わはは、面白いなぁ。」(きゃお) さらに追い討ちをかけるひげ長男。 「もともと、これはぼくのやもーん。」 「ぎゃーーーっ!ぶんのおかーやんーーーっ!」 「おとーちゃんのー!」 「ぶんのおおおおおっ!!おうーんっ!」
2歳児にアッカンベーッしていい気になってるひげ長男をうっちゃって、 マルを抱っこする。 「おかーちゃんの、マル〜。」 「うう、ひっく。ぶんのおかーやん。」 ぎゅう〜〜〜〜。 「そうよー、ぶんのよー。」 かわい。
ひげ長男を指差して、 「あれはぶんのと違うの?」 「・・・・・・・。ぶんのおとーたん!」 「よし!」 喜ぶひげ長男に、マルはさっきされたことを、ちゃんと、リピートした。 「あっかべーーーっ!」
いらんこと教えやがって。 本命でもないのに、チョコなんかやるか!(うわ)
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