「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEXpastwill


2001年02月15日(木) モコモコ

しまった。パンがない。
何かないか何か・・。よし、これ!

モックンとマルが起きてきた。
「おはよー、きょうのごはんなにー。」
「ぬっふっふっふ。じゃーん!」
「あっ!レンジでモコモコやー!」

永谷園の「レンジでおしゃれなカップケーキ・モコモコ」という、
マグカップにタマゴと粉をいれてチンする、蒸しパンミックス。

モックンに混ぜさせる。
「おかーちゃん、もういい?」
「まだー。」
マルが黙ってない。
「ぶんもっぶんもっ!」
マルにもちょっと混ぜさせる。
よし。

「はよつくろ!」
「待って、ミーを起こしてくる。」

黙って作ってしまったら、いじけて、
「もう今日は保育園行かないー!」とか言いそうだもん。

「ミー!起きてー!」
「うにゃぁん」
そのまま抱っこでレンジの前に連れて行く。

「エエか?スタート!」

4人とも電子レンジに張り付く。
もう、被ばくしたおし。

「おおおおおっ!!」
「おかーちゃん、テレビでやってるのとおんなじやぁ」
「モコモコやぁ〜♪」

ピッピッピッピ♪
「でーきたー!」

得意げにカップケーキのせり出したマグカップを持ったモックン。
そのあとから、フォークを持ったミー。
そのあとから、皿を持ったマル。

モックンが、三つに分けようとがんばる。
フォークを突き刺して、どうしようか悩んでいたら、
コップからケーキが、ズ・ズズズズズルッッと抜け出た。

「わあ!」
「見てー!ボ、ボク、首つかんで引っ張り出したよ〜!」

わはは!

いい匂い。
案外おいしかった。


DiaryINDEXpastwill
きゃおる |MAILHomePage「にこにこばかりもしてられない」

My追加