「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEX|past|will
スイミングのとき、子供達は母に手伝ってもらわずに着替える。
「いってきまーす!」 水着姿で、ダッシュ。
行った後には、脱いだものが。
ミーは、ズボンから順にたたんで置いてある。 一番上に、かわいいパンツが三つ折になってたたんである。
モックンは重ね脱ぎしたのが、そのまま散らばってる。
むー。 ちょっと考えて、そのまま二人のかばんに入れる。
1時間のプールが終わって、帰って来た。 「おかえりー、ハイ、着替えー。」
きちんとたたんであるミーの着替えを、かばんから出して、 もうひとつのかばんから、丸まったカタマリを出す。 「ハイ、これがモックンの着替えー!」 ミーの服の横に並べると、差は歴然。
袖は左右とも中に入っちゃってるし、 重ね脱ぎしたのが中でミョーに絡まって、団子になってるし、 このままじゃ、着られないラガーシャツ。 数字の8の字にぐしゃっと脱ぎ捨てられたカーゴパンツ。
「プールから上がってきて、寒いから、早よきがえたいのに、 お気の毒ですなあ。」 「ミーはすぐ着られるもん!」(鼻息荒いミー。)
モックン、アンダーシャツをひっぺがしながら、 ご不満げだ。
「あのな、自分で何でもできるようになることって大切。 で、どうやったら、次に使いやすいか工夫して考えるの、大事。 次からはちゃんとたたもう。わかった?」 「うん。」
翌朝、ひげ長男がファンヒータの前でお着替えをして、仕事に出かけていった。
見事な重ね脱ぎ団子のパジャマがほったらかしになってた。
|