「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年05月03日(木) 陶芸はすてき

茶人のヤスにぃとヒデコちゃまに誘われて、
陶芸体験教室に行くことになった。

粘土遊びは、ミーの得意分野。

先生に切り分けてもらった土をこねて、集中するミー。

モックンの作ってる湯のみを見て、
おかーちゃんがマルのリクエストに応えて作ってるアンパンマンのお皿を見て、
お皿のような、コップのような、不思議ーな物を
作ったり壊したりしている。

何を作るのかなぁと隣りに座って手を出さずに見ている。

手のひらで丸く丸めた土に、ぎゅうっとひねって、シッポをつけた。
竹串で目と口を描いて、ふん!と鼻息。
「なに、それ。」
「おたまじゃくし!」
「おおー、いいねぇー。」


気をよくしたミー、なんだか台のような物を作る。
ただの台じゃなくて、きのウロみたいに、
片側がぽっかり開いている。
そのまわりに丸いのや、長いので飾りがついて
とーっても複雑なかたち。
その上にさっきのおたまじゃくしを、ぎゅうと押し付けてくっつけた。

「できた。」

うわぁ!
いい!

なんていうか、これ、ミーの精一杯が詰まってて、すてき!


窯の先生も、「おー、いいねぇ。」ってほめてくださった。
ついでに、
「こういう作品を『いい』ってほめられるお母さんもいいねぇ。」
ってほめてくださった。

お皿やコップや「ちゃんとしたもの」をつくらないと、いらいらして怒る親が多いのだそうで。


親バカだよなぁって思うのだけれど、
ミーの作った不思議人形は、あったかくて、かわいらしくて、おちゃめだった。

先生の奥さん曰く、
「この子、ストレスのない子ね。」





すっかり、はまったミー。
うちに帰ってからも、
小麦粘土で、謎の作品作りに取り組んでいた。

行け、ミー。
この道は君に向いている。


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