「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2006年09月01日(金) |
ありがたいこどもたち |
朝から学校に出かける前に、 燃えないゴミを捨て、 布団をたたみ、床のものを拾い上げていってくれた子どもたち。
この夏休み、 はぁはぁ肩で息して「だぁめだぁ〜」と転がって眠ってしまう母を見かねて毎日毎日助けてくれた。
洗濯物を干し、布団を上げ、床に落ちてるものを拾い上げて掃除機をかけ、 寝室に一組だけ布団を引きなおして「安静室」を作って、 「安静室つくっといたよ〜。」と呼びにきてくれる。
こんなに我が子が間に合うとは。 ほんとにたいへんお世話になって。
お腹の中のこの子のおかげで、 子どもたちは毎日私をいたわって、助けることをいとわないことを身につけてくれた。 それがおとなでも、(それが親でも、)目の前で弱っているひとを、 ひととして自分の小さい手で守ることを覚えてくれた。
よく気がついて、声をかけてくれて、先回りして動いてくれる小さな人たち。 子どもの力でできることは、とてもたくさんあることに、私も気がついた。
お腹の中から兄や姉たちにすばらしいプレゼントをたくさんくれるこの子を授かったことを ほんとにありがたいことだと思う。
私からうまく教えてあげにくいことを ただ、生まれてくる、ということだけで、 きょうだいに伝えてくれる力を持っているのはすごいことだなぁ。
始業式から帰ってきたモックンが、 「ただいま〜、だいじょうぶだった?」と「安静室」をのぞきにきてくれた。
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