■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

巷の内装業者との違い - 2001年07月11日(水)

何故、ポッチーランドで手掛けたお店がうまくいくのか?

昨日の続きになるが、大きな違いは「店づくり」ということに対しての捉え方、提案の仕方である。ポッチーランドの提案は「店づくりが成功するための提案」で、巷の内装業者や厨房業者のそれは「工事を受注するため、厨房器具を売るための提案」である。所詮、企画をやっているだ!デザイン事務所だ!と言ったところで冷静に考えれば単なる内装業者である。一般的に「デザイン事務所」と名乗る以上は工事は請けないのが普通で、手打ちでないのに「手打ちそば」と謳っているのと同じこと。

そして、本当の店づくりをするには「ある意味で経営者の内面的な部分にまで入り込まなければならない」ということが必要とされる。何故、それが必要かというと、日々の商売に於いて経営者の精神的な部分が大きく左右するからで、それには
より具体的にその人物に関してのあらゆる情報を提案する側が把握していなければならないということである。

ポッチーランドの店づくりは、まづここから始まります。じっくりと時間を掛けて経営者と話しをしてお互いを理解し合います。その中でこちらは具体的にどういうスタイルの店づくりを提案したら良いかを考えイメージを膨らませていきます。
営業担当、設計担当等それぞれの担当が分かれているところとは異なり、全てを自分自身が考え提案していきます。

だから、対企業の仕事は原則としてこれまでお断りしてきました。それは経営者の顔が見えないからです。一担当者との打ち合わせのみで店のスタッフとの対話も出来ない、当然ながら経営者とも・・・これでは私が考える店づくりが形に出来ないのである。

そして、こちら側の考えを理解出来ない方の場合も申し訳ないがお断りさせて頂いている。内装業者と違って工事を受注することが目的ではなく、あくまでも店づくりを成功させることが最大の目的だからである。でも、最初はムリかなと思える方でも商売に関しての「意気込み」「姿勢」そして「こころ」が感じられれば仕事は受けます。それがない方は提案を理解出来ないし、第一こちらのやる気が起きない。取り敢えず金儲けの為に仕事を受けるというのが出来ない性格なのである。

なに格好つけてんだ!と思われる方はそれはそれでいいし、私とは波長が合わないというだけのことである。本当に膝を突き合わせてとことん話し合って、意見をぶつけ合って、一生懸命につくり上げた店は高い確率で成功するのである。件数は多いが成功、不成功のばらつきが激しい所とは根本的にスタンスが異なる。

ただつくるのと、成功させるための店づくりの大きな違いがここである。最近、この日記コーナーをご覧頂いている方からの問い合わせや依頼が本当に増えてきています。私の考え方に共感して下さり、話だけでも聞いてみたいとかという方もいらっしゃいます。

仕事の質を落としたくはないので、こなせる仕事量には限りがあり、既に来春までの予定がほぼ埋まっています。本当に感謝の仕様がありません。この場を借りて皆様にお礼を申し上げます。

ポッチーランドにご用命頂きまして本当にありがとうございます。期待に沿える店づくりが出来るようにスタッフ共々心して頑張りたいと思います。
この日記帳も今日から三ヶ月目がスタートしました。これからも毎日更新!頑張ります。






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