おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年11月11日(金) 『ウィスキー』『タッチオブスパイス』@三茶中央シネマ

『ウィスキー』2004ウルグアイ+アルゼンチン+ドイツ+スペイン
原題:WHISKY
監督:フアン・パブロ・レベージャ/パブロ・ストール
出演:アンドレス・パソス/ミレージャ・パスクアル/ホルヘ・ボラーニ/etc.

南米版カウリスマキ、南米版ジャームッシュの登場とウワサされてた映画。
やっと観れました。地味だけど面白くて実はちょっと残酷で好きでした。
おんぼろ靴下工場を経営するハコボとそこで長年働く中年女マルタのお話。
ろくに会話もせず毎日何も変わらず淡々と日々すごしているハコボとマルタが
とにかく味な顔をしててイイ!久しぶりに会う弟を迎える際に、妻のふりを
して欲しいと頼み、それを快諾するマルタ。きっと顔には出さないけどすごく
嬉しかったと思う。ハコボも憎からず思っているだろうにマルタの気持ちなど
一切おかまいなしで何も変わらない。ハコバは今のままがいいんだろうなぁ。
マルタがいくら淡い期待を抱いてもほんとうに何も変えようとしないハコバに
とうとう気づいてしまったマルタ。ひぇー日本の熟年離婚みたい〜(違うか)
女ってたぶん幾つになっても変化を求め続けるものなのかなぁと。強いなー。
「ウィスキー」は写真を撮る時の掛け声。その時のマルタの表情がかわいいの��

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『タッチ・オブ・スパイス』2003ギリシャ
原題:A TOUCH OF SPICE
監督:タソス・ブルメティス
出演:ジョージ・コラフェイス/タソス・バンディス/マルコス・オッセ/
   バサク・コクルカヤ/etc.

「人生は料理と同じ。深みを出すのは、ひとつまみのスパイス。」
「料理の味を決めるスパイスが目に見えないように、大切なものはいつも
目に見えない」
いやーーーこれはめっけもん!ものすごくツボな映画でした。料理がとにかく
美味しそうでもうそれだけでも十分満足できるんだけど、そこかしこに散り
ばめられた「スパイス」の効いたキーワードにウゥーヤラレタ!って感じ。
おじいさんが言うことがいちいち素晴らしい!ちょっとしたことやセリフが
後でとても活きてくる映画です。何度も観たらもっと発見があるんだろうと
思います。トルコとギリシャの対立のことが絡むので、その辺をもっと勉強
してみたらもっと違う観方もできるんではないかとも思いました。とにかく
笑って泣けるすっごくいい映画。こういうカンジ大好きです。また観たいなぁ。
てかギリシャってすごいねー。テオアンゲロプロスしかり。映像もとてもいいし、
これからタソスブルメティス監督に注目します。「DREAM FACTORY」観たい!


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