おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年12月28日(水) 新宿梁山泊『風のほこり』@下北沢ザ・スズナリ

新宿梁山泊 第32公演@下北沢ザ・スズナリ
『風のほこり』
作:唐十郎
演出:金守珍

お友達に誘われていってきました。会場もいっぱい。初日だったようです。
私はこの劇団を観るのは初めてだったのですが、唐十郎の書き下ろしって
ことでちょっと期待してたのですが、思った以上に面白くて驚きました。
舞台は昭和5年の浅草、小劇団の水のたまった部室。ズロースのラブレター、
この人に会うと必ずこむら返りをおこすという湖班(コムラ)さん、何かと
いうと呑(ドン)ちゃ〜んと叫ぶ男、女形?その呑ちゃん。義眼と温泉たまご、
スカートをぺろっとめくってみせるお尻。エログロナンセンス。奇々怪々。
ちょっとしたことまでいちいち面白くて、私はずーっと笑っていました。
ちょっとそこら辺の劇団とは違う、プロな感じがしました。笑いの感じが
ステキでした。パンフレットを見たら、なるほど最近『唐版 風の又三郎』を
韓国で2か月近く公演してきたとのこと。それも観てみたかったです。
何か久しぶりに面白くて心に残る演劇を観ました。とても濃かったです。


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