a fish called datsu -だつという名の魚-
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気付いてみれば、2000年もあと一ヶ月。今年も本を読むか、くだくだ過ごすか、記事のアップデート(それにしては少ない?)をするかのどれかで終わってしまいそうだ。そんな今年、結局杞憂だった2000年問題を気にしながら初めて聴いた曲が、プリファブ・スプラウトの CARNIVAL 2000 だった。よく似た名前のバンドも実はいる、サンバ風のクールな曲なのだけれど、調べると、あの曲が入ってる JORDAN THE COMEBACK は1990年のアルバムだった。いくら何でも気が早すぎるぞ、パディ! イギリスの音楽新聞、NMEが一番ミュージシャンに影響を与えたアーティストは誰かという特集をやっていて、1位がデヴィッド・ボウイ、2位がレディオヘッド、3位がビートルズらしい。そのベスト3について言うと、1位がデヴィッド・ボウイだというのはよく考えれば納得する。それは、ボウイはうまく変化しながら、長くキャリアを続けているからだ。ミュージシャンによって、いつのボウイに影響を受けたかが実は見どころだと思う。2位のレディオヘッドについては、おばちゃん、暗すぎてよう聴かんとしか思わない。しかし3位がビートルズというのは、どうなんだろうか。多分、古くてもいい物はいいと言う考え方が、一定の位置を占めているのだろう。私はビートルズをモーツアルトとか、ベートーベンと言ったメジャーどころのクラシックと同じ捉え方をしているが、どんなコメントがあったのかがとても気になる。 ちなみに私が影響を受けたアーティストは誰かというと、1位がアーバンダンス、2位がゲイリー・ニューマン、3位が平沢進。次点はYMOです。アーバンダンスは80年代半ばの日本のバンドだけど、彼らは本当に私の進路を左右した。彼らは関西のバンドで、余り北海道まで情報が伝わってこなかったから、関西への憧れが高じて京都の大学まで進んでしまった。結局、彼らのライヴは関西でも一度も見ることはなかった(解散してたし)が、京都の大学に進めたことは今でも幸運だったと思ってる。リンク集を調べていたら、及川光博もファンだったと書いてたので、見直したぜ>ミッチー。
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