a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年01月17日(水) |
郵便局 こんなに不便で いいのかしら |
先日、初めてヤフー・オークションで物を買った。ヘレナ・ルビンシュタインの保湿クリーム、ハイドロ・アージェンシーの日本では売っていないサイズだ。日本での売価に対して、とてもお得な値段だったし、他の落札者がいなかったから、楽に競り落とせた。競売相手との交渉もスムースに行き、私は早速送金するつもりだった。 それまでは良かった。問題はお金の送金だった。地元の銀行のサービスが好きじゃないし、相手が登録する都市銀行への送金にお金がかかるので、お金を郵便局で送ろうとした。それで、金曜日に窓口に行き、所定の書類に書き込んで出すと、「CD機でカードを使った方がいいですよ」といわれた。 土曜日。言われたとおり、CD機でカードを使って送金しようとすると、何度やっても『機械の故障のため、送金できません』というダイアログが出て、送金ができなくなる。なので、係の人に訊くと「総合通帳にする手続きをしないと、CD機で送金できません」という。おまけに、窓口が開いてないから、週明けに訊けと言う。 週明けにまた郵便局に行くと、送金には印鑑が必要とも言った。私はその時印鑑を持っていなかったので、また出直さなくてはならなくなる。そうして、私は四度郵便局に足を運び、何とか手続きを済ませ、送金ができた。 しかし、そんなに面倒な手続きを経ないと、送金が安く簡単にできないというのはいかがなものか。最初に通帳を作るときに、送金の簡略化があらかじめ図られている通帳を作るように郵便局がすすめるとか、そういう通帳をスタンダードにすると言った工夫があるべきだろう。 わたしは去年の秋、東京で郵便貯金を使って、お金をおろそうとして不便を強く感じた。だが、今でも旅先で利用するには郵便貯金のほうが便利なので、それでも愛用しているのだ。いつまでも愛されるためには、より不便をなくしてほしい。そうでないと、公社化後の郵便貯金はちょっと先行きが危ないかも知れない。
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