a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年01月29日(月) |
アメリカのイッちゃってるテレビ番組とは… |
日記を書くことにスランプを覚えていた(三日坊主状態ともいうね)ここ一週間、一番よく読んでいたのが町山智浩の『アメリカ横断TVガイド』だった。町山さんは「映画秘宝」というおたく系映画誌の編集長だったけど、「キネマ旬報」の編集部に押し掛けてパイ投げをしたら、シャレのつもりが問題になって、仕事を辞めてアメリカに行った人だ。 その彼がアメリカが見た、行っちゃってるテレビ番組についてのエッセイを「テレビブロス」に連載したものだ。たとえば、アメリカ版の『クイズ・ミリオネア』の司会はみのもんたにそっくりだし、熊にあったとき死んだふりして目玉をえぐり出されるという怖い自然ドキュメンタリーなどを取り上げている。 また、テレビを通じて、アメリカがいかに多様な価値観のある場所かというのも分かる。アメリカ中部の信仰心が強い場所では、テレビでデスメタルを聴いてMTVかと思ったら、歌詞が賛美歌だったとか(ちょっと聴いてみたい)、白人しか出てこない泥臭いチャンネルがあると思えば、反対に黒人しか出てこないお笑いチャンネルもある。 この本に載った中でもゴス(アメリカで人気ある「人気ある高校生の男はアメフト部、女はチアガール」みたいな価値観に真っ向から反対する、服は黒ずくめでホラー趣味を持った人たちをさす)少女が主人公のアニメ、「ダリア」と「音楽の裏側」という往年の人気ロックスターが告白するスキャンダルの内幕番組はとても見てみたい。 この本が余りに楽しかったので、久しぶりに彼と柳下毅一郎が書いているHPに行ってみたら、潰れていてちょっとガッカリ。
読売のドン、ナベツネをネタにしたキャラが朝日新聞のいしいひさいちの漫画に出ていて、ナベツネはババ怒りだという。うちではあの新聞を読んでいないけど、ドンドンやれー!と思ったね。しかし、すごいね。朝日新聞は大丈夫だとしても、これからの いしいひさいちの漫画生命が潰されないことを祈るばかりだ。奴ならやりかねん。 それにしても 椎名林檎が妊娠だと。ほんまか。だとしたら、人が人だけに、スゴい生き急いでる感じがするんですけど。
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