「にこにこばかりもしてられない。」 
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| 2001年07月23日(月) | 
「おかあさんだけど」 | 
  
子供を3人連れていると、よく声をかけられる。
  「たいへんねぇ。」
  そーんなに「たいへん」だとも思わないけど、 「ハイ〜♪」 ということにしている。
  でも、正直に言ってみるのもいいかなぁって思って、 年配の呉服屋の店員さんに、 「3人もまあ、たいへんねぇ!」 ていわれたときに、 「いえいえー。もうあと、ふたりくらいは、イケますよー♪」 と言ってみた。 (正直にそう思っているワケだ。)
 
  あ、いや、そ、そんな顔しなくても。
 
  「お産、楽なの?」(ぐっとみけんにしわ) 「はいー。」 「子供って面倒でしょ?」(ぐぐっとみけんにしわ) 「はいー。」 「世話好きなの?」 「イヤー。そういうわけでもないんですけど。 私がね、頼んないおかーちゃんな分、 子供たちで何とかしてくれるんスよー。」
  ちょっと考えるおばさん。
  「10何人子供のいるお家ってそうよね。」
  ひえ、そこまでは!(笑)
 
 
 
 
  モックンが1歳のお誕生日を迎えた頃に、私はミーを妊娠した。
  二人の世話が同時にできるんだろうか。 と不安になった。 今ひとりでも、こんなに、てんてこまいなのに。
  保健所で、子育て悩み相談てのをやっていて、 そこの保健婦さんに、そう言った。
  そしたら、そのベテランの保健婦さんは、 「お母さんが無理することないのよ。」って。
  無理して子育てすることない。 お母さんだって、無理なものは、無理。 そうやって、ありのままにお母さんをやってけば、 子供たちはそれを見て、 お母さんを受け入れるものよ。
  この言葉で、力が抜けました。
  そうだよなあ。 「おかあさんだから」よりも、 「おかあさんだけど」のほうが、 後に続く言葉がポジティブだ。
  「だから」って理由付けで、動きが取れなくなるなら、 「だけど」って、軽く「母親」なんか、いなしちゃえばいい。
 
  ポジティブに行こう。 楽しいぜ、お母さんも。
 
  
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