「にこにこばかりもしてられない。」
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2006年01月03日(火) ミラクル

大阪に子連れで帰ってありえない事件が起こった。

「母 網棚にカバンを置き忘れる」である。

実家のある駅で降りるとき子どもたちを急き立てて
自分のカバンを忘れたのだ。

だー。
もー新年会だのUSJだのじゃないわ〜!

実家から駅に電話してもありませんよと冷たい返事。
こ、こんなときどうしたら。
電源をオフにしていたケータイの電源を入れてとりあえずは新年会に連絡を入れねば、
と、そのとき
見知らぬ番号からの着信。

「あのー、こちらは橿原神宮前駅ですが、カバン、忘れてません?」

わっ わすれてますわすれてますわすれてます!!

すぐとりに行きますと、子どもたちから千円を借りて橿原神宮駅の駅長室へ。
財布も、財布の中身も、着替えも、何もかも無事でした。
そっくりそのままちゃんと手元に帰ってきました。

「あの〜・・どうして、私のケータイがわかったんですか?」

駅長さんはニッコリと
「年賀状が入ってて。それにケータイ番号が書いてあったので。」

たった一枚だけ、母あての年賀状をカバンのポケットに入れておいたのだ。
送るより手渡す方が早いと思って、
朝、でがけにポストに入れる束の中から母あての一枚だけを抜いたのだ。


ミラクル。


カバンを置き忘れるのもミラクルなら
それがまったく無事で出てくるのもミラクル
電源を入れた一瞬に駅から電話がかかってきたのもミラクル
年賀状をカバンに入れておいたのもミラクル

ミラクルな年明け。
神様がついてる気分でありがたやありがたやと実家にたどり着いたら

「おか〜ちゃ〜ん、おばあちゃんが今年はおかあちゃんにパァーの神様がついてるって〜!」

実母が孫たちに向かって
「あんたらのおかあちゃんは今年いっぱいパァ〜!やから、あんたらがしっかりするんやで!」
とみっちり指導してくだすったらしい。


「ハイハイ、おかあちゃん、パァ!やからちゃんと持ったか?カバン?いくで!」
とミーに急き立てられて西九条に急ぎました。

今年も子どもさんがたに おささえいただくことになりそうでございます。




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